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Unread

Unread(未読)を既読に!オタク文化や青空文庫について書いています。

現代に通ずる教訓がある(寺田寅彦著「ジャーナリズム雑感」)

どうも、ジョンです! 一月ほど前に熱を出したばかりだと言うのに、また熱が出て寝込んでしまいました。もはや体が昼夜逆転生活についていけなくなっていて、年をとるとこういう具合に健康を意識するのかも知れません。 さて、今回読んだのは相も変わらず寺…

新メディア登場に共通すること(寺田寅彦著「ラジオ雑感」)

どうも、ジョンです! ネットの台頭で衰退したかに見えた他メディア。しかしネットと相性がすこぶる良いメディアがありました。それがラジオ。かくいう僕もアニラジを始めとして、ラジオを聞く機会が増えました。 日本初のラジオ放送は1925年3月22日9時30分…

カメラで見える世界がある(寺田寅彦著「カメラをさげて」)

どうも、ジョンです! みなさんカメラって持ってますか?GWなのでゴツい一眼を首から下げて、旅行に出かけるって方も多いのではないでしょうか。 僕はカメラといえばiPhoneのカメラのみ。それも風景や人物を撮ることはほとんど無く、メモ代わりに撮るのがほ…

スティーブ・ジョブズと共通する思考(寺田寅彦著「科学者とあたま」)

どうも、ジョンです! 最近漱石関連のマンガを読もうかと検討しています。候補は「或る日、木曜会で。」と「先生と僕」あたり。読んだらまた感想を書きますね。 さて、今回は相も変わらず寺田寅彦で「科学者とあたま」です。 「科学者とあたま」概要 あたま…

亡妻との思い出がしみる(寺田寅彦著「どんぐり」)

どうも、ジョンです! 寺田寅彦を読むにも青空文庫は雑然としすぎているので、選ぶ基準が面白そうな題名しかないのが少し気になって、他の寺田寅彦随筆集に収録されているものを目次だけ確認して探せばいいのではと思い至りました。そういうわけで、まず読む…

多読は毒?読むべき本は大根?(寺田寅彦著「読書の今昔」)

どうも、ジョンです! 寺田寅彦の随筆が多すぎて、終わりが見えません。もちろん良いことです。 さて今回の随筆は「読書の今昔」。やはり多少なりとも本を読む人間として、読書が題された文章は気になりますね。 「読書の今昔」概要 書籍=商品? 多読は毒?…

偉大なる"寺田寅彦の目"(和辻哲郎著「寺田寅彦」)

どうも、ジョンです! 寺田寅彦猛プッシュ中の青空文庫カテゴリですが、少し趣向を変えて、寺田寅彦の著作ではなく寺田寅彦について書かれている著作を読んでみました。 和辻哲郎の「寺田寅彦」です。 和辻哲郎とは? 寺田寅彦の視点

笑ってはいけない寺田寅彦(寺田寅彦著「笑い」)

どうも、ジョンです! 思考停止のチョイスで、思考しまくる寺田寅彦の文章を読むことにしているこの頃。今回は「笑い」を読みました。 「笑い」概要 寺田寅彦の笑ってはいけないシリーズ 笑いとは? 笑おう

愛が重い(寺田寅彦著「夏目漱石先生の追憶」)

どうも、ジョンです! 自分のなかで勝手に「寺田寅彦集中期間」が始まっているので、今日も今日とて寺田寅彦です。特に寺田寅彦は夏目漱石との親交が深かったので「夏目漱石先生の追憶」を読みました。 「夏目漱石先生の追憶」とは? 寺田寅彦の尊敬 寺田寅…

基本が大事(寺田寅彦著「わが中学時代の勉強法」)

どうも、ジョンです! 以前読んだ寺田寅彦の随筆がおもしろかったので、青空文庫で読むのはしばらく寺田寅彦に限ってみようかななんて思っています。 ddss-msv.hateblo.jp 今回読んだのは、寺田寅彦の「わが中学時代の勉強法」です。 寺田寅彦の勉強法 寺田…

まるでバルニバービの医者だな(ジョナサン・スウィフト著「ガリバー旅行記」)

どうも、ジョンです! アニメ「PSYCHO-PASS」で槙島聖護が「まるでバルニバービの医者だな」という台詞を吐いて以来、いつかちゃんとガリバー旅行記を読みたいなと思っていました。 今日ようやく青空文庫でじっくり腰を据えて読めたので、その感想をお送りし…

文章はとっちらかるもの(寺田寅彦著「数学と語学」)

どうも、ジョンです! さっき読んでいた読書猿さんの寺田寅彦に知識を生み出す仕方を学ぶというエントリーが面白かったので、今日は青空文庫から、物理学者であり随筆家の寺田寅彦の「数学と語学」を読みました。 寺田寅彦とは? 数学と語学は似ている? 文…

コンプレックスの捉え方がリアル(芥川竜之介著「鼻」)

どうも、ジョンです! 明治の文豪・芥川竜之介の有名作である「鼻」を読みました。題名だけは聞いたことがあったのですが、今更初読です。 芥川竜之介の「鼻」概要 あらすじ 傍観者の利己主義 コンプレックスへの向き合い方がリアル 「鼻」はすぐ読める!

こんな気持ちの頃あった(北條民雄著「童貞記」)

どうも、ジョンです! 読書をできていない期間が、少し空いてしまったので青空文庫を読んでみました。青空文庫は活字を読むリハビリにも使えるので便利ですね。 今回読んだのは北條民雄の「童貞記」です。 北條民雄ってだれ? 童貞記の感想 “今や少年にとつ…

恋愛って難しい(佐佐木茂索著「ある死、次の死」)

どうも、ジョンです! 2017年にパブリックドメインとなり作品が公開された中から、佐佐木茂索の「ある死、次の死」を読みました。当然のようにネタバレするので、読まれる方はお先にどうぞ。 佐佐木茂索 ある死、次の死(XHTML) ある死、次の死(Kindle) …

ニートはいてもいい!(内田魯庵著「文明国には必ず智識ある高等遊民あり」)

どうも、ジョンです! 青空文庫にて内田魯庵著「文明的には必ず智識ある高等遊民あり」を読みました。下手するとブログより短い文章なので、みなさんもご一読ください。 内田魯庵 文明国には必ず智識ある高等遊民あり(XHTML) 文明国には必ず智識ある高等遊…

まあ、そうなるな(江戸川乱歩著「算盤が恋を語る話」)

江戸川乱歩 算盤が恋を語る話(XHTML版) 江戸川乱歩 算盤が恋を語る話(Kindle版) ==== ストーリー 算盤が恋をするのかと思った まあ、そうなるな ストーリー ある企業の会計係であるTさんが、自分の助手であるSさんに恋をする話です。Tさんはひどく内気、…

気味の悪さがたまらない(江戸川乱歩著「人間椅子」)

ネタバレありです。 江戸川乱歩 人間椅子(青空文庫) 人間椅子(Kindleストア) ==== 読む前の想像 気持ち悪さがこみ上げる ラストの解釈 読む前の想像 前回がエドガー・アラン・ポーだったので、今回は江戸川乱歩という安直な発想で申し訳ありません。 さ…

世界初の推理小説(エドガー・アラン・ポー著「モルグ街の殺人事件」)

エドガー・アラン・ポー 佐々木直次郎訳 モルグ街の殺人事件(青空文庫) モルグ街の殺人事件(kindleストア) ==== 世界初の推理小説 C・オーギュスト・デュパンのかっこよさ 進化するミステリー 世界初の推理小説 一般に本作品が世界初の推理小説であると…

幸せなのは飼い犬?野良犬?(小川未明著「青い石とメダル」)

日本児童文学の父とも称される小川未明の「青い石とメダル」を読みます。 小川未明 青い石とメダル(青空文庫) 青い石とメダル(kindle)

あえて一歩退いてみる(中原中也著「感情喪失時代」)

2月8日現在、Kindleストアに青空文庫の新刊が追加されました。 今日はその中から中原中也著「感情喪失時代」を読んでみます。 中原中也 感情喪失時代(青空文庫) Amazon.co.jp: 感情喪失時代 eBook: 中原 中也: Kindleストア

あなた虎になってません?(中島敦著「山月記」)

はじめてこの作品に教科書で出会ったとき自分の内側を覗かれているような錯覚に飲まれ、衝撃を受けました。以来折にふれて何度も読み返しています。 中島敦著「山月記」です。 中島敦 山月記(青空文庫) Amazon.co.jp: 山月記 電子書籍: 中島 敦: Kindleス…

パオロはなぜ生きるのか(パウル・トーマス・マン著「幸福への意志」)

最近幸福関連の本を読んでいるので、やたらとそういう単語が目に入ってきます。自分が当たり前に感じているものを考えることってあまりないので、もしかしたら僕自身が自分のことを不幸だと考えている表れかもしれませんね。 今回の作品はパウル・トーマス・…

マズ・ヨンデネ(太宰治著「ダス・ゲマイネ」)

「ナナマルサンバツ」というクイズ漫画のなかで、目立たない主人公がクイズで脚光を浴びる場面があります。その時出されたクイズが「『恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった』という一文で始まる太宰治の小説のタイトルは?」。 その答えが太宰…

真のインテリとは何か(中原中也著「作家と孤独」)

作家といえば部屋にこもりきりで孤独な戦いというイメージです。そんな作品かと思わせるようなタイトルですが、そんな話ではありません。 今回の作品は中原中也著「作家と孤独」です。 中原中也 作家と孤独(青空文庫) Amazon.co.jp: 作家と孤独 eBook: 中…

自分のことのように懐かしい(伊藤左千夫著「落穂」)

ほんの数日前まで帰省していた人も多いと思うので、それに関係した作品を。 伊藤左千夫著「落穂」です。 伊藤左千夫 落穂(青空文庫) Amazon.co.jp: 落穂 電子書籍: 伊藤 左千夫: Kindleストア

プラツトフオオム!(岸田國士著「走るノート」)

青空文庫にノートの取り方みたいな実用的なものはないかと検索をかけました。そんなものは無かった上、ノートともあまり関係のない作品ばかりが出てきて、うまくいかないものですね。 紹介するのは岸田國士著「走るノート」です。 岸田國士 走るノート(青空…

軽くない深夜のメンヘラツイート(北条民雄著「井の中の正月の感想」)

新年3日目は家でゴロゴロできました。非常にゆっくり休めたはずなのに、体調としてはむしろ多少の忙しさや人との交流を持った方が、かえって良くなるように思います。 さて三が日企画の最後は北条民雄著「井の中の正月の感想」です。 北條民雄 井の中の正月…

官能的正月と異国の正月(寺田寅彦著「二つの正月」)

正月も2日目です。三が日の正月関連作品企画、2段目として「2」という数字にもかけたこの作品を紹介します。 寺田寅彦著「二つの正月」です。 寺田寅彦 二つの正月(青空文庫) Amazon.co.jp: 二つの正月 電子書籍: 寺田 寅彦: Kindleストア

明暗の正月と戦争(岡本綺堂著「正月の思い出」)

あけましておめでとうございます。本年も相変わりませずよろしくお願いいたします。 新年を迎えたので三が日に紹介するのは正月に関する作品です。 最初の作品は岡本綺堂著「正月の思い出」。 岡本綺堂 正月の思い出(青空文庫) Amazon.co.jp: 正月の思い出…

アメトーークじゃないよ(フランツ・カフカ著「断食芸人」)

◯◯芸人というフレーズを見ると、バラエティ番組「アメトーーク!」が浮かんでくるのは僕だけではないはず。どの作品を読むかなと一覧を眺めているときこの作品を選んだのも、そのアンバランスさが妙に面白い印象を起こさせたからでした。 今回の作品は、フラ…

美人には欠点がない?(梶井基次郎著「桜の樹の下には」)

この間最終回を迎えたアニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。このタイトルを聞いたら梶井基次郎著「桜の樹の下には」を思い出さずにはいられません。 桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があん…

これを読んだらコーヒーが飲みたくなる(寺田寅彦著「コーヒー哲学序説」)

今やコンビニでお手軽に飲めたり、サードウェーブだなんだと流行っているコーヒー。 今回はそんなコーヒーを愛していることが伝わる本を紹介します。 それが寺田寅彦著「コーヒー哲学序説」です。 寺田寅彦 コーヒー哲学序説(青空文庫) Amazon.co.jp: コー…

流されるだけじゃ幸せになれない(夏目漱石著「私の個人主義」)

千円札の肖像画といえばすっかり野口英世が浸透してますよね。ただやはり夏目漱石の印象が強いという方も多いんじゃないでしょうか。 さてそんな夏目漱石著「私の個人主義」を今回読みました。 夏目漱石 私の個人主義(青空文庫) Amazon.co.jp: 私の個人主…

芥川竜之介って普通の人かも(芥川竜之介著「愛読書の印象」)

あの太宰治も心酔していた作家といえば文学賞にも名を残す芥川竜之介です。 今回の本はそんな著名な作家が好んだ本のわかる書籍となっています。 それが芥川竜之介著「愛読書の印象」です。 芥川龍之介 愛読書の印象(青空文庫) Amazon.co.jp: 愛読書の印象…