読書の定義ってなに!?
どうも、ジョンです!
読書っていいですよね。特に小説を読んだ後はしばらくその世界観に浸っている感覚で、頭の中がスッキリするんです。
読書といえば昔学校で月何冊読むだとか、何ページ読もうみたいな企画に強制参加させられた記憶ってありますよね?大人になってもそんな風に目標設定してる人いると思うんです。そこで気になるとこなんですが、どこからが読書なんでしょう?
漫画は読書?
直感的にはNO。ですが書籍、書物という形になっている以上、書籍を読めば読書に含んでもいいような気がします。
こういった議論はやはり各所でされているようで、漫画を読書に含めても良いという意見もあるものの、漫画は読書に含まれないという見解が一般的*1です。統計にも含まれませんしね。
漫画は読書じゃないという主張をよく見てみると、たいてい「字が主体じゃないから」といったもの。では次の疑問です。
ネットの読み物は読書?
これはほとんど議論もされないテーマではないでしょうか。おそらく満場一致で読書ではないという意見になると思われているのでしょう。なぜなら書籍ではないから、です。
しかし書籍という形をとっている漫画が読書に含まれないんなら、逆に字主体の長文記事は読書にいれてもいいんじゃないですか?
……わかります。書籍であることは大前提であると。じゃないと新聞やらなにやらも含めることになりますもんね。
(昔電車男というのがありましたが、あれの書籍版はウェブページの引き写しでした。これでも読書に含まれるんだろうなあ……)
詩集、句集は読書?
完全に読書ですよね?書籍だし字主体だし!行間はたっぷりとってあって、1ページに下手したら1行ですけどこれは読書でいいんですよね?
「詩や句をちゃんと理解してたら読書に含んでもいい」
え?読書に理解度が関係してるとか聞いたことないんですけど……
そうなると難しい本1回読んだくらいじゃ読書に含めなくなるんですけど……
ライトノベルは読書?
これは流石に読書でしょう!
でもライトノベルは読書に含めないって人もいるんですよね。読書家って名乗ってて月ライトノベル100冊読んでますって言ったら叩かれるような気がします。
しかしライトノベルとはそもそも定義があいまいな言葉。過去の文学作品も定義によってはライトノベルに含められるなんて話もあるくらいですから、ここを否定されてしまうといよいよ読書とはなにかがわからなくなってしまいます。
読書はこんなに曖昧!
そんなわけで、もはや何を読書と言って読書と言わないかがわからなくなってしまいました。ライトノベルでよく言われる言い回しを使うなら「あなたが読書と思ったもの、それが読書です」ということになってしまいますね。
まあしかし、読書家だとか本好きと言われる人たちはこういった定義をあんまり気にする暇もなくがんがん読み進めているイメージです。読書の定義に振り回されるのは、案外読書をしない人たちなのかもしれません。
それでは!