【コモド国立公園設立37周年】コモドオオトカゲクイズの答え【Doodle】
どうも、ジョンです!
今日のGoogleロゴはなぜかコモドドラゴン(コモドオオトカゲ)クイズ!その理由はコモド国立公園が37周年だからなんですね。今回は本クイズ5問と、おまけクイズ3問の正解と解説を書こうと思います。
ロゴはこちら↓
詳しくはGoogleによる解説ページ(英語)をご覧ください→37th Anniversary of Komodo National Park
本クイズの正解と解説
コモドオオトカゲは地球上最も大きなトカゲである?
◯
コモドオオトカゲは地球上で最も小さなトカゲと比べると100倍だそうです。比較対象になった最も小さなトカゲというのがスファエロダクチルス・アリアサエ。こいつはなんと約1.6cmしかないのです。コモドオオトカゲは200cmから300cmくらい。
コモドオオトカゲは少食である?
✕
コモドオオトカゲは1食で自分の体重の5割に相当する量を食べられるんだとか。体重はWikipediaによると約70kgですから、35kgほどを1食で食べることになります。エンゲル係数が馬鹿になってしまいそうですね。ちなみに資料によっては体重の8割と書かれている場合すらあります。
コモドオオトカゲの嗅覚はとても鋭い?
◯
コモドオオトカゲは10km離れた獲物を察知できるそうです。4kmという説もありますが、いずれにしても嗅覚が鋭いことに違いはありません。なので獲物はコモドオオトカゲの見えないところまで逃げても、嗅覚で追ってくるので確実に仕留められます。
コモドオオトカゲは優しく、穏やかな性格である?
✕
コモドオオトカゲは人に噛み付くこともあります。
死亡事件も発生しているので、もし見かけても(?)近づかないのが懸命です。
コモドオオトカゲはガラパゴス諸島の生物である?
✕
コモドオオトカゲはインドネシア原産で、多くはコモド国立公園に生息しているそうです。希少な生物はガラパゴス諸島って印象がありますが、今回は違いました。
ここまでが本クイズでした。なお全問正解してもなにも演出に変化はありません。ただコモドオオトカゲに詳しくなるだけです。
おまけクイズの正解と解説
本クイズが終了すると「もっと詳しくなりましょう!」と出て、コモドオオトカゲについて調べるように勧められます。その問題をここではおまけクイズと称して、正解と解説を行うことにします。
コモド国立公園はどこにあるでしょう?
検索キーワードは「コモド国立公園 場所」になってます。
大きな文字で“Komodo National Park, Komodo, West Manggarai Regency, East Nusa Tenggara, インドネシア”と正解を教えてくれますが、いまいち実感がわきませんね。
地図で見るとここです。
世界遺産にも登録されている公園で、主にコモド島、リンチャ島、パダール島から成っています。総面積は約2,200平方km。
コモドオオトカゲは絶滅危惧種でしょうか?
検索キーワードは「コモドオオトカゲ 保全状況」となっています。
コモドオオトカゲの保全状況評価はVULNERABLE。世界自然保護基金(WWF)の呼称では危急種とされています。絶滅危惧種は一つ危険度が上の評価であるEndangeredですね。一方で環境省の呼称では絶滅危惧II類となっています*1。
正解判定が難しいですが、絶滅は危惧されていますし◯でいいんじゃないでしょうか。
ちなみに個体数が減ったのは人間による森林伐採などの生息地破壊や密猟などが原因だそうです。
コモドオオトカゲの体重はいくらでしょうか?
検索キーワードは「コモドオオトカゲ体重」
すでに本クイズで見たように、約70kgです。上のキーワードで調べるとオスが79-91kg、メスは68-73kgと出てきました。ちなみに最大体重は166kgだそうです。
コモドオオトカゲはどれぐらいはやく走れるでしょうか?
検索キーワードは「コモドオオトカゲ速度」
正解は20km/h。ちょっとこれが速いのか直感的によくわからなかったんですが、調べたところマルチーズと同じくらい*2だそうです。いやわからんて。
普通に100m走で考えてみると一般人はコモドオオトカゲからギリギリ逃げられるか逃げられないかといったところでしょうか。そういえばテレビ番組で芸人さんが競争してましたもんね。理論上はいい勝負になるんでしょう。
とはいえ実際に狙いをつけられてしまうと100m以上勝負することになりそうですし、振り切っても嗅覚で追ってくるのでかなり分が悪そうです。
おまけクイズはここまでです。
コモドオオトカゲは奥が深い
コモドオオトカゲ(日本では某番組の影響からコモドドラゴンの方が親しみがありますね)は意外と奥が深いというか、興味深い生き物であることがわかりました。すごい!危険!というイメージが強くなりましたが、それを絶滅危惧まで追いやってしまった人間は、コモドオオトカゲからすると危険極まりない生物に見えていることでしょう。
普段のんびり生きていても、こんなときばかりは環境のことを考えさせられてしまいますね。それでは!