【オスカー・フィッシンガー】ヴィジュアルミュージックをつくろう【ってだれ?】
どうも、ジョンです!
本日2017年6月22日はオスカー・フィッシンガー生誕117周年です。これを記念してGoogleのロゴがオスカー・フィッシンガー仕様に変更されました。
ロゴはこちら↓
オスカー・フィッシンガーってだれ?
オスカー・フィッシンガー(1900.06.22-1967.01.31)はドイツ生まれの芸術家。抽象アニメーションの先駆者として知られています。
抽象アニメーションって僕もよくわからないんですが、以下の動画のようなものらしいです。具体的な対象やストーリーのないアニメーションといった感じでしょうか。
1921年にヴァルター・ルットマンによる抽象映画に感動し、ミュンヘンで映画作家として活動し始めたオスカー・フィッシンガー。1928年に今度はベルリンへ。そこで音楽と同期した抽象アニメーション「ヴィジュアル・ミュージック」の「Studien」を制作しました。
その一部がこちら。
その後ナチスの芸術弾圧から逃れるため、アメリカへ亡命したオスカー・フィッシンガー。そこではウォルト・ディズニーの「ファンタジア」にも協力してたようです。(協力したのは初期だけで、作りたいものが違っていたため離脱しています)
作品としては、サイレントにも関わらず線や形だけを使って音楽的感情を表現した「ラジオ・ダイナミクス」や、オスカー・フィッシンガー最後の作品である「モーション・ペインティングNo.1」などがあります。
オスカー・フィッシンガーは、1967年、アメリカのロサンゼルスで亡くなりました。
ゲームの遊び方
さて、今回のオスカー・フィッシンガー記念ロゴは単なるロゴではなくヴィジュアルミュージックを制作できるゲームになっています。
縦に11個のマーカーがあり、それが横に16列並んでいますね。マーカーをクリックするとそこが塗りつぶされて、常に左から右へ流れているラインが塗りつぶされたマーカーに触れると音がなります。
基本的に上の方が低音で下にいくにつれ高音のようですね。
最上部にある模様は楽器を表していて、4種類のなかから選ぶことできます。また楽器それぞれの楽譜は独立しているので、4つの楽器を重ねて演奏することができます。
下の変更するボタンではオプションを変更することができます。押してみると、左にメニューが表れて「エコー」「ローファイ」「フェイザー」のエフェクトや、キー及びテンポの変更ができます。
作曲用テンプレートは3曲用意されていて、まったくの素人でもある程度完成された曲をもとにイジることができるので便利。僕は一番上のLocal Nativesが好きですね。
完成した曲は最上部の共有ボタンからFacebook、Twitter、Google+などに共有可能なので、みんなで完成した曲を見せ合うのもいいかもしれません。
あなたもオスカー・フィッシンガーよろしく、ヴィジュアルミュージック作品をつくってみませんか?