非常に個人的なものは、おもしろい。
大学の卒業式での学長のスピーチで、
今ある仕事の大部分が将来、機械に取って代わられると言われた。
その一つがどうやら記者・ライターであるらしい。
「所詮、機械は機械。人間が書く文章には遠く及ばない」
とたかをくくって居ては、失業待ったなしである。
私はよく個人のブログを読むが、特に好むのは個人の体験だ。
ためになる記事だとかは本業の方が書いてくださっているし、
プロの方が当然、質の高いことが多い。
しかし個人の「非常に個人的な体験」というのは他で読むことができない。
また、「非常に個人的な視点」というのも良い。
非常に個人的な……というのはありふれた言い方をすれば、個性だ。
ただ個性という言い方をすると、奇抜で突飛なという、
ともすれば画一的なイメージに結びついてしまうので、非常に個人的なと書いた。
記事を書く人は、特にブログ記事なんてものは、
ある意味では客観性を排除している方がおもしろいものである。
(ただし、証拠なり出典なりを明らかにせずに言いたい放題言えということはでない)
記事といえばネットメディアが乱立しているようだ。
その多くは悲しいことに、何かからのパクリのように思える。
SNSでウケていること、テレビでやっていたことを改めて掲載するだけのサイトである。
そしてテレビ番組もまた、ネットで流行っていることを再編集しているだけのものがある。
何が言いたいかっていうと、
みなさんのブログを、
毎日楽しく拝見させて頂いています!