読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Unread

Unread(未読)を既読に!オタク文化や青空文庫について書いています。

売れた本には理由があった!今更読んだ「もしドラ」の感想

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

どうも、ジョンです!

今更ではありますが2009年にダイヤモンド社より発刊された「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」──通称もしドラを読みました。

なのでその感想を投げたいと思います。

 

 

もしドラのあらすじ

とある事情で野球部の女子マネージャーになった主人公みなみ。みなみがマネージャーを辞書で調べるとマネージャーは管理者、隣にはマネジメント:管理とあった。書店で「マネジメントに関する本」のおすすめを聞くと、ドラッカーの「マネジメント」を勧められたみなみはそれを購入。家で野球に無関係であると気づくものの、野球部も組織である以上、この本は役に立つと思い野球部の「マネジメント」を始める。

 

という感じでしょうか。なんというかタイトルのまま感が否めない!

 

そもそもなんで今更読んだの?

このブログでもちらほら書いているのですが、売れているものに対する反抗心を持ってしまうきらいが筆者にはありまして、読まず嫌いをしていました。ついでに爆発的に売れた当時はいまいち興味も持てなかったので触れてこなかったんです。

しかしある日、ブックオフの200円コーナーを見ていると「もしドラ」が置いてあるじゃありませんか。その日は1000円分買うつもりでしたので「今更だけど読んでおこう」と手に取ったのでした。

 

「マネジメント」の超入門書だった!

正直な話読む前は、突飛な設定と二次元絵で客寄せしやがってくらいに思ってました。で実際読み始めると「〜だった。〜だった」みたいな文章が目に入ってきて、余計に心象が悪化。購入してから半月は寝かせました。

 

ようやく「だっただった」に対する覚悟を決めて再び読み始めると、数ページでまったく気にならないレベルに。人間というのは慣れる生き物であるということを再認識します。

 

慣れと同時に、この本の魅力、つまり良い意味で突飛な設定の魅力とドラッカーの「マネジメント」が持つ魅力が浮かび上がって、ページを捲る手が止まりませんでした。だいたい2時間で読み終わりましたね。

 

そもそもこの本は小説なんですが、その本質は小説形式にしたドラッカーの「マネジメント」の超入門書であることが重要です。

みなみは野球部を甲子園に出場させるという目標の手段、指針として「マネジメント」をいたるところで参考にし、実践していきます。つまり「マネジメント」の読者が実践するときに悩むポイントを、みなみも悩み実践していくということ。なので非常に内容がわかりやすくなっています。

 

とはいえもちろんマネジメントの全てがここにあるというわけではないので、ドラッカーの「マネジメント」が読みやすくなる超入門書というわけです。

 

売れてる本には理由がある

f:id:ddss_msv:20170204202727j:plain

カバーをとるとドラッカーの「マネジメント」風に表紙がなっている

敬遠していたもしドラですが、読んでみると良本でした。やはり売れてる本には売れてる理由がありますね。改めて感じます。

それに出版社がダイヤモンド社ですしね!ダイヤモンド社はビジネス系のなかでもハズレが少ないです(筆者調べ)

 

そんなわけでまだもしドラ読んでないよって方はぜひ読んでみてください。組織をマネジメントする立場じゃなくても、引用されるドラッカーの「マネジメント」自体が社会や人間に対しての洞察に富んでいる本なので、個人の生活にも役立つ示唆を与えてくれるでしょう!それでは。