ブロガーがブログ論を書いてしまうシンプルな理由
はじめに
どうも、ジョンです!
さて、ブロガーのブログ論。
「ブログとはかくあるべし」といったブログ精神論や、
「収益アップ方法」「PVアップ方法」などのブログ収益論など……
ブログをよく読むって方は一度くらい目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
参考になるという肯定的意見もあれば、つまらないという否定的な意見もあります。
しかし僕からすればブロガーがブログ論を書くのは必然であり、
それが良いとか悪いとかの次元ではないように思えるのです。
ブログ論の近況
直近のブログ精神論で話題になったのは「メディアクリエイター問題」。
この記事を発端として、派生の記事がいくつも書かれました。
それだけ関心のあるテーマで、かつ、ブロガーなら一家言あるテーマであったからですね。
当時、派生先ではツッコむべきところにツッコんだ批判も数多く見られましたが、
「ブログっていうのはだな……」というブログ愛のようなものも見られました。
で、こういったブログ論は決して珍しいものではなく、普遍的に見られるテーマなのです。
今もなお、はてなブックマークにおけるキーワード検索ですら、ブログの方針や報告を行っている記事が多く見つかります。
なぜ、ブロガーはブログ論を書くのか
「なぜ」という疑問に戻りましょう。
なぜブロガーはブログ論を書くのか。ブログ記事のテーマにブログを据えるのか。
結論から言うと、ブロガーがブロガーだから、です。
シンガーソングライターの書く歌詞では頻繁に「歌うこと」「声」「音楽」に関する歌詞が登場しがち、ライトノベルには「ライトノベル作家」が登場しがち。
これはもう仕方のないことで、それが作り手にとって最も身近で、最も詳しいことだからに他なりません。
仕事人間はプライベートでも仕事の話ばかりすると言います。なぜか?仕事しか知らないからです。
つまりブロガーは、ブログにのめり込んでいればいるほど、ブログに充てる時間が増えブログ周りの知識が深まっていきます。すると、ひねり出すネタの源がブログで一杯になって、ブログ論を書くことになるのです。
ブログ論は読まれる
もしブログ論が見向きもされなかったら、多分誰も書かなくなります。
しかしこれが読まれるのです、ブロガーに。
はてなブロガーは当然はてなブックマークユーザーにもなりがちですから、多くのブックマークがついたりしてホットエントリ入りしやすいなどのメリットがあるようです。
ですからブログ論を書いていても、それをやめようとは思わないでしょう。
ブログ外の経験を積まなければならない
ブログ周りのネタしか思いつかないブログ論症候群を回避するには、ブログ以外に触れる時間を増やさなければなりません。
ブログ界の炎上マスターI氏の記事が致命的につまらないと感じるのは、彼が結局のところ同じネタの源から引っ張り出してくるからでしょう。「ずっと似たようなこと言ってんな」としかならないわけです。
さいごに
結局のところ、この記事もブログ論になってしまうが不本意です……
とはいえブログ論の実践的な内容には、作家が晒す創作プロセスのように、勉強になる点が多いのもまた事実。
しかしブログ論でブログを形作るような、儲ける情報商材の内容が情報商材を売ることのような、そんなことにはなってはいけないんじゃないかと思うのです。
では!