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Unread

Unread(未読)を既読に。24歳無職が日々気になったことなどを書いています。

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芥川竜之介って普通の人かも(芥川竜之介著「愛読書の印象」)

青空文庫-文学・評論 青空文庫

あの太宰治も心酔していた作家といえば文学賞にも名を残す芥川竜之介です。

今回の本はそんな著名な作家が好んだ本のわかる書籍となっています。

それが芥川竜之介著「愛読書の印象」です。

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芥川龍之介 愛読書の印象青空文庫

Amazon.co.jp: 愛読書の印象 電子書籍: 芥川 竜之介: Kindleストア

 

割とメジャーな愛読書

作家ってきっと超マニアックな本を読んでるんだろうなってなんとなく思ってませんか。はじめから一般人とは違うんだと決めつけてませんか。

芥川竜之介は言わずと知れた大作家ですけど、実は幼いころに好きで作家になってからも愛読書と言い張るのは「西遊記」。結構意外というかメジャーですよね。

 

もちろん時代背景も手伝って今の僕みたいなエセ読書家は知らない作品もあります。結局のところ入り口はみんなそんなところで、それがどう発展していくかが重要なのかもしれません。

 

視点のかわるとき

いわゆる成功者と呼ばれる人は考え方が昔から変わらず貫き通すってイメージ、ありません?僕はあります。

芥川竜之介も作家業の成功者です。しかし、けっこう心はぶれぶれ。というか普通の人なんですよね。

たとえばいままで好きだったジャンルが高校のあるときになって「いままであんなの読んでたんだ…さむいわー」といった風に変わってるんですよ。いままで少年漫画読んでたやつが急にニーチェとか読みだす現象と一緒じゃないですか!

結局芥川は大学卒業後もいままでと違う雰囲気の小説に惹かれてますし、ずっと一つのジャンルを愛読するのも良いですが、他ジャンルに浮気してしまうのも決して悪いことではなく、むしろ自然であることがうかがい知れます。

 

気分は芥川竜之介

この本の有益な使い方、それはなんといっても芥川竜之介になりきること!

時系列順に紹介されている本を追って読めば、まるで芥川竜之介になったかのような心持ちになること間違いなしです。読書遍歴だけですが。

もしかしたらすごいアイディアが降ってくるかもしれませんよ。

 

 

物語があるわけではないので、読んでいて感情が揺さぶられたりはしませんが、読書家にせよ違うにせよ、本を読むときのひとつの参考になる書籍です。

ちなみに前回紹介した本*1よりもさらに短く3ページ分しかないので、すぐ読めますよ。