いつもの音楽を無料で簡単に良くしよう!万能イコライザ「Perfect」
どうも、ジョンです!
みなさん音楽って聞きますか?聞きますよね!
昔は専用の音楽プレイヤーが必須でしたが、今日びスマートフォンに音楽をいれて持ち歩くことが増えました。かくいう筆者も16GBしかないiPhone5に音楽をつっこんで、よく聞いています。
音楽を聞く上でやはり音質というのは重要です。最初に思い浮かぶのがイヤホン・ヘッドホンを良い物に変更すること。安物から1万くらいのものに変更するだけでも、かなり快適な環境になります。
しかしオーディオはこだわるほどキリがないもの。かかるお金も青天井です。そこで無料でなんとかいい感じにならないかと思っていた矢先、いいことをGoogle先生に教えていただきました。
iTunesの最強イコライザ設定 [ Perfect ]
音響機器のイコライザー (Equalizer) とは、音声信号の周波数特性を変更する音響機器である。イコライザーを使って、音声信号の特定の周波数帯域 (倍音成分や高調波成分あるいはノイズ成分)を強調したり、逆に減少させる事ができ、全体的な音質の補正(平均化)や改善(音像の明確化など)、あるいは積極的な音作りに使用される。
イコライザとは自分で好きな音のバランスに変更できる機能で、iTunesにも搭載されています。MacならOption+Command+Eがイコライザのショートカットです。
iTunesには音楽に合わせて「Acoustic」や「Jazz」といったイコライザ設定がプリセットが入っています。しかし一つ一つの曲に対して設定するのは手間ですよね。もっと簡単にいい感じにする方法はないのでしょうか?
そこでGoogle先生が教えてくれたのが「Perfect」という設定です。
これは2004年ごろに流行した設定だそうで、どんな曲でも「イイ感じ」にしてくれる夢のような設定。流行からはすでに10年以上経過していますが今でも通用する設定です。しかし10年以上経過したが故に知らないユーザーも多いのでは?
具体的な設定数値
イコライザを開いて、左から「+3、+6、+9、+7、+6、+5、+7、+9、+11、+8」がPerfectの設定です。
とはいえiTunesでは数値が見えないので、だいたいこんな見た目の感じで設定するだけでもOK。(スクロールを使うとメモリの感覚がわかりやすいらしいのですが、筆者にはちょっとよくわかりませんでした)
メモリの調整が終わったら、いつでもすぐに呼び出せるようプルダウンメニューの「プリセットを作成」で名前をつけて設定を保存しましょう!
音はどう変わる?
いわゆる「ドンシャリ」サウンドになります。ドンシャリに関しては賛否両論あるメリハリの強い音質で、玄人好みというよりはむしろ素人好みな音質とも言えるかも。
音楽エンジョイ勢には楽に気持ちいい音に変わるのでおすすめの設定です!
特に筆者が使っているイヤホンはフラット寄りなので、イヤホンとの相性も抜群でした。
Perfectの対抗馬 [ EargasmExplosion ]
2013年海外で公開された設定で、Perfect一強の時代を終わらせた設定でもあります。
設定はこんな感じ。ほとんどPerfectと同じですが、4K部分が落ちているところに大きな違いがあります。
個人的にはPerfectよりも曲を選ぶ設定という印象。ハマる曲はいいのですが、そうではない曲では煩わしくも思えます。「お手軽に全部いい感じにしたい」という筆者の要求的にはPerfectに軍配があがります。
ちなみにPerfectもEargasmExplosionも音量を上げて設定するため音割れする場合があります。その際は左のプリアンプを下げてあげてくださいね。
iPhoneでもPerfectを使いたい
iTunesではこんな風に設定できました。しかし普段使いのiPhoneではプリセットのイコライザ設定しか使えません。これでは意味がない。
でも大丈夫。もしあなたがPerfectを気に入って全曲これでいいじゃんとなったなら、使える方法があります。
事前に、曲に対してPerfectを適用しておくのです。
iTunesには個別の曲にオプションで色々再生停止時間をいじったり、音量を調整しておく機能があります。このなかにイコライザ設定もあって、先にiTunesでいじっておけばiPhoneでもその設定が持ち越されるのです。
さすがに1曲ずつ変更するのは手間ですので、Command(Windowsはコントロール)+Aで全選択し一気に変更してしまいましょう。
筆者の場合は手動で音楽を管理しているので、iPhone内にある音楽だけに適用してあります。
イコライザだけでもだいぶ変わる!
同じ環境でもイコライザ設定を変更しただけでいつも聞いていた音楽が、また違った印象になります。普段の音楽環境にマンネリ気味で、これを知らなかったという方は一度試しあれ。それでは!