マストドンに登録してみた&感想!
どうも、ジョンです!
現在にわかに盛り上がりを見せているマストドン、ご存知でしょうか。僕も流行りものに乗っかって登録、利用してみたので感想をお届けします。
マストドンとは?
ITmediaによると、
Mastodonは、ドイツに住むEugen Rochkoさん(24)が作ったTwitterライクなSNS。Twitterとの大きな違いは、サイトが1つではなく複数に分散していることだ。
TwitterはTwitter社が運営するサーバーしかありませんが、マストドンは個人や組織が運営しているサーバーが複数存在します。
これらのサーバーはインスタンスと呼ぶのですが、インスタンス同士はゆるくつながっていて、Aインスタンスで登録してもBインスタンスの人をフォローしたりできるのです。※インスタンスは他のインスタンスをブロックすることもできます。その場合はフォローできません。
サーバーが分散しているメリットは、単一企業に独占されるリスクを減らせるということですが、ぶっちゃけ今マストドンに流れているユーザーが、リスクを意識しているようには見えません。
マストドンの利用方法
以下のリンクがわかりやすいのでご参照ください。
「Mastodon(マストドン)」のサーバ一覧、ユーザー登録の手順、トラブル対策について
マストドンを使ってみての感想
本当にほぼTwitterです。サイトのUIがTweetDeckにそっくりなカラム方式なので、Deckユーザーとしてはまったく違和感がありません。
マストドンには自分がフォローしている人たちが流れてくるタイムラインの他に「連合タイムライン」と「ローカルタイムライン」が存在しています。
連合TLは他のインスタンスも含めた公開されている投稿が流れてくるタイムライン、ローカルTLは自分の所属するインスタンスの公開されている投稿だけが流れてくるタイムラインです。
現在日本で主流のインスタンスmstdn.jpは、ユーザーが4万人を越え5万人に届くかというところなので、このタイムラインが非常に早いです。
逆に僕が登録したもう一つのインスタンスであるmstdn.kemono-friends.info(ますとどんちほー)は、現在300人程度なのでローカルタイムラインだけで会話が成立する、非常にアットホームな空気。
いま話題のpixivが運営しているインスタンスは未登録なので、よくわかりません。
※インスタンスのユーザー数などが一覧で見れるサイトは以下のURL
https://instances.mastodon.xyz/list
個人的には誰も彼も入り乱れるmstdn.jpよりも、けものフレンズのファンしかいないますとどんちほーの方が、好みです。
マストドンはやはり人数の少ないTwitterといったところ。今までのTwitterに見慣れて飽きてしまった人がマストドンに登録している感が強く、いまは新鮮味があってアクティブ人数も多く楽しげな雰囲気ですが、そのうちどうなるのかはまったくの謎です。
けものフレンズのインスタンスができたように、何かに特化したインスタンス、例えば大学や会社などの組織ごとのインスタンスや、趣味に特化したインスタンスなんかもできていくのかなと密かに楽しみではあります。
その場合、複数アカウントをつくるのかなどの煩わしさや、誰がサーバーを立てるのかという問題もありますね。
CroudiaというTwitterライクなSNSが昔ありましたが(今もある)、ここにもパブリックタイムラインというのがありました。パブリックなタイムライン自体は珍しいものではなく、これだけでは息が続かないというのはすでに証明されています。
ついでにセキュリティや特定企業からの解放を謳ったSNSやメッセージサービスも結局は浸透しなかったことを鑑みると、マストドンだけがこのままで生き残るとはあまり思えません。
これからマストドンがどんな動きを見せるのか、1ユーザーとして非常に楽しみです。