【メーデー】2016年でも労働問題は尽きない【Doodle】
どうも、ジョンです!
いよいよ5月に突入しましたね。GWまっただ中ということで、新入社員として入社された方もまずは一息ついてらっしゃるのではないでしょうか。
今日は祝日ではありませんが、メーデーです。これを記念してGoogleのロゴが変更されましたよ!*1
ロゴはこちら↓
労働者の方がうまいことロゴになってますね。ただこのままだとEが持ってかれるので、それは置いといてください!
メーデーってなに?
名前は聞いたことありますけど、そもそもメーデーってなんでしたっけ?
みんな大好きWikipediaの概要を見てみましょう!
メーデー(May Day、直訳すれば「5月の日」)は、世界各地で毎年5月1日に行われる祭典である。 ヨーロッパでは夏の訪れを祝う日である一方、労働者が統一して権利要求と国際連帯の活動を行う日でもある。
労働者の権利要求っていうイメージが強かったんですが、夏の訪れを祝う日でもあるんですね。ちょっとこれ以上暑くなられても困る気もします。
「メーデー」とは本来五月祭を意味し、この日に夏の訪れを祝う祭がヨーロッパの各地で催されてきた。この祭では労使双方が休戦し、共に祝うのが慣習であったが、これが近代に入り現在の「メーデー」へと転化し、今日の「労働者の日」メーデーが誕生した。
なるほどそんな由来だったとは。何十回と5月1日を経験してるのに初耳です。
アメリカが発祥?
リクナビNEXTジャーナルによるとアメリカにて労働者が8時間労働を訴えたというのが始まりだそうです*2。その時のスローガンが、
第1の8時間は労働のために、
第2の8時間は休息のために、
そして最後の8時間はおれたちの好きなことのために
でした。今では一応8時間労働が基本ということに一応なってはいますが、サービス残業などまだまだ問題が山積していますよね。このスローガンは現代日本においてもまだまだ有効と見えます。
2016年の日本におけるメーデー中央大会
今年はなにかやるのかなとググッてみたところ、先日4月29日に代々木公園にてメーデー中央大会が行われたようです。日付がズレているのは土日を鑑みてかな?
今回の大会では「すべての働く人の『底上げ』や『格差の是正』の実現をはかる」が採択されました。どういうことかと言うと、見かけ上の失業率の改善に反して増えている非正規雇用などを放置すれば大問題になる。全労働者の暮らしの底上げをはかるべきという主張のようです*3。
もはや超有名になった「保育園落ちた日本死ね!!!」でも保育士の現状などで労働が問題になりました。
まだまだ改善すべき点が多い労働環境ですが、改善や是正といった言葉だけで終わらない行動が求められると思います。
若者にとってのメーデー
「メーデー?なにそれ?食えんの?」という若者にとって「メーデー」といえばBUMP OF CHICKENの曲に他なりません。
2007年に14枚目のシングルとして発表されたBUMP OF CHICKENの「メーデー」は、約10年経った今でも人気の高い名曲です。YouTubeでもファンによる演奏動画が数多くアップされていますね!
ちなみにこのメーデーは救難信号のメーデーで、フランス語のヴネ・メデ(助けに来て)に由来するそうです。「メーデー!メーデー!」って叫んでる人は労働者の権利を訴えてるわけではありませんヨ。
怖いのさ 僕も君も
自分を見るのも見せるのも 或いは誰かを覗くのも
でも 精一杯送っていた 沈めた自分から
祈るようなメーデー
さいごに
「ゴールデンウィークで安らいでいるときに労働の重い話すんなよ〜」と言われてしまうかもしれません。が、忙しさの中では考える余裕のなかったことと向き合えるのも長期休暇ならではでしょう!最近では労働にも様々なスタイルがありますから、一度自分の働き方についても考える良い機会かもしれませんよ?
ちなみにランサーズというクラウドソーシングサービスでは、簡単なタスクから長期的なプロジェクトまで色々あるみたいです。
では!
*1:Doodle(ドゥードゥルと読みます)は、祝日や記念日、有名な画家や先駆者、科学者の生誕などを祝うため、斬新で楽しく、また時には自由な手法で Google のロゴ マークをアレンジしたものです。出典:Doodleについて