【こどもの日2016】母に感謝する日?【Doodle】
どうも、ジョンです!
今日は祝日最終日。金曜日に休みをとってない人にとってはゴールデンウィークの最終日でもあります。そんなちょっぴり悲しい日ではありますが、Googleではこどもの日仕様にロゴが変更されました。
ロゴはこちら↓
子どもたちが楽しくお絵かきしている様子が描かれています!
こどもの日ってどういう日?
みんな大好きWikipediaで調べてみました。
こどもの日(こどものひ)とは、日本における国民の祝日の一つ。日付は5月5日である。端午の節句とも言われる。
祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨である。1948年に制定。ゴールデンウィークを構成する日の一つである。
こどもの人格や尊重したり幸福をはかるのはなんとなく想像ついていましたが、逆に子どもが母親に感謝する日でもあるんですね。母の日が5月の第二日曜日、つまり今年は8日にあるのでこどもの日に母親に感謝するという考えが母の日と一緒くたにされているのかもしれませんね。
で、こどもの日に何か特別なこと行事があるかと言われれば特段ありません。とはいえ5月5日は端午の節句ですから、そちらでは文化的行事があるようです。Wikipediaではこどもの日=端午の節句のような扱いですが、制定過程をみても端午の節句に被せただけで同じとは言えません。
端午の節句
元々、端は「はじめ」の意味で5月最初の午(うま)の日を表していました。そして午が5に音が通じることから5月5日が端午の節句として定着しました。で、端午の節句に何をしていたかというと中国の風習から由来して、菖蒲(しょうぶ)で厄除けをしたりしていたそうです。
江戸に入って、菖蒲と尚武(しょうぶ:武道や武勇を重んじること)の音が同じことから武家で端午の節句が重んじられるようになっていき、男の子の日というような意味合いに変わっていったのです。
そんなわけで端午の節句には鎧や兜を飾る風習ができました。
一方で鯉のぼりはというと江戸時代の町民から生まれたもので、生命力の強い魚である鯉と中国の登竜門の由来にもなった伝説から、子どもの立身出世を願う飾りなんだそう。
端午の節句、初めてのときはちまきをそれ以降は柏餅を食べます。ちまきは災い除け、柏餅は子孫繁栄をそれぞれ表しているみたいですね。
現代ではあまりしっかりと端午の節句を祝う家は見かけなくなってきましたが、折り紙で兜を折ってみたり、鯉のぼり立ててみるのも楽しそうですね。
他国のこどもの日
日本以外の国でもこどもの日はあります。が、日付はその多くが「6月1日」なのです。これはおそらく1925年におけるジュネーブの子供の福祉世界会議にて、6月1日が国際子供の日として制定されたことが関係しているのでしょう。
一方で、国連が定めた「世界こどもの日」は11月20日になっています。それは「児童の権利に関する宣言」と「児童の権利に関する条約」が採択された日に合わせているからなんですね。何にでも理由はあるものです。
ちなみに他国のこどもの日の日付を眺めていたところ、北朝鮮として知られる朝鮮民主主義人民共和国は6月2日らしいんですよ。ここでも足並み揃えてない感じがしてちょっと笑ってしまいました。
さいごに
GW最後の日、みなさん思い残すことはありませんか?
……え、ある?
あっても祝日はおわりです。悲しいけれどこれが現実のようです。
次の祝日は7月18日の「海の日」です!あれ?6月無いの?へぇそう。
……というわけで、頑張って乗り越えていきましょう!