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布団から抜け出せないのではない。布団が離してくれないのだ。

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どうも、ジョンです!

冬真っ只中の今、朝の布団はなかなか抜け出すことができませんよね?いや待ってください。本当にそうでしょうか。

 

 

りんごが落ちているのか?

ある木からりんごが落ちました。しかしそれは本当にりんごが落ちたと言えるのでしょうか。「本当は地球が引っ張ってる」そうともとれます。実際はお互いが引かれ合っているのですが、地球の質量が大きすぎるためにあたかもりんごが落ちているように見えるのです。

 

太陽は地球の周りを回っているのか?

昔、すべての中心は地球で他の星や太陽は地球の周りを回っていると思われていました。天動説ですね。しかし地動説が出て衝撃が走る。「え、地球が回ってんの?」と。ものの見方次第で、何を基準にして語るかによって地球が回っているとも太陽が回っているとも、そのどちらも回っているとも言うことができるでしょう。

 

布団から抜け出せないのか?

冬の布団は恐ろしいほど抜け出すのが困難です。いくら部屋のなかでも冬の朝は寒い。一方で布団は体温で温められてぬくぬく。こんなもの抜け出す方が無理ってものです。しかしそうでしょうか。いままで人類の常識は何度も覆ってきました。ならば今回もそうではないとなぜ言えるのか。つまり布団が我々を離さないのでは?

 

そう考えると布団から出られる人が、布団から出られない人を責めるのはまったく意味がありません。なぜなら布団から出られないというのは離してくれない布団の責任であり、布団から出られるというのは離してくれた布団のおかげなのです。つまり冬の朝の一切は布団次第ということになります。

 

そうであるならば布団から出られなくても、まったく責められるいわれはありませんよね。え?「離してくれる布団に変えろ?」これだから薄情な現代人はダメなのです。何時間何十時間何百時間と連れ添ってきた布団なんですよ?しかも離したくないとしがみついてくる愛らしいやつなんですよ?それを変えろとおっしゃるのか。まったく血も涙もない人です。

たしかに心まで冷え切った機械のような人間の方が効率よく働けるのでしょう。しかし私はそうはなりたくない。情の厚い人間でありたいと思うのは間違ったことではないはずです。そうでしょう?

 

であるからして、私はこれからも布団の重く暖かい愛情に答えていくのです。

( ˘ω˘)スヤァ