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当たり前のことが一番大事なんじゃないかあ!?

どうも、ジョンです!

「基礎、基本って大事」というと大部分の人間が賛成してくれると思います。たとえばブログでいうとエントリーを書くときに読者のことを考えて書くみたいなことですね。

これをアドバイスとして言うと「そんなの当たり前じゃん!」と言われがちで思いがちじゃないですか?でもこれを本当に毎回実践できている人ってほんの一握りだと思うんですよ。

週刊少年チャンピオンで連載されている漫画「弱虫ペダル」に出てくる手嶋純太って知ってます?彼は人よりちょっと頭の回転はいいけれど運動能力に関してはいわゆる凡人。派手な漫画的才能に満ち溢れた周囲に比べるとかなり劣っているので、高2のころにも主人公をはじめとした1年に負けてインターハイ出場を逃します。

そんな手嶋純太が3年になって、主将に。でも自動的にインハイに出られるわけじゃなく、体力馬鹿とレース勝負をしたり、さらにやっと出たインハイで天才クライマーと勝負したりして……

なぜそういうことができたのか。それは手嶋純太が「当たり前」と言われることを積み重ねる人間だったから。努力を重ねる人間だったからなんです。

 

「ウサギとカメ」という童話があります。ウサギとカメがレースをして、当然ウサギの方がはやいけれど途中でウサギは居眠りしてしまい、コツコツ進んでいたカメが追い抜いて勝つというストーリーだったと記憶しています。

才能ある人がいわゆるウサギで才能のない人がカメということになるんでしょうか。カメでも着実に進めばゴールにはたどり着けます。しかし世の中は居眠りしないウサギだらけ。むしろ速いウサギであるほど全力を尽くしているのではないでしょうか。

そんなウサギを見ているとカメである自分は努力なんてまったくの無駄に思えてきます。しかし繰り返しになりますがカメでも、着実に自分のペースで進めばゴールできるのです。

 

米澤穂信の<古典部シリーズ>では「不慣れなやつほど奇を衒う」という言葉が出てきます。慣れてるやつほど王道をいくのに対し、不慣れなやつ、勝手のわかってないやつほど変なことをして遠回りで意味のないことをしてしまうのです。

なんだか話が見えてこなくなりましたが、才能がなくてもコツコツやろうということ。色々かわったことをしたくなりますが、結局のところ基本をしっかりやるべきだと今になって思います。

 

それでは!