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人気が出たら興味が失せる現象を考えてみた

orbital period

どうも、ジョンです!

 

 

人気が出ると興味が失せる現象

BUMP OF CHICKENの才悩人応援歌っていう曲の一節には、

ファンだったミュージシャン 新譜 暇つぶし 売れてからは もうどうでもいい

というフレーズがあります。

こののように、好きだったコトやモノも、人気が出ちゃうと途端にもういいわって思えちゃうのって割と誰にでも当てはまることだと思うんですが、どこから来てるんでしょうね?

 

順序が逆のパターンで今人気の作品とかには手が出しづらかったりとか、なんとも思ってなかったものが人気になると嫌いになるみたいな傾向とも関連があるんでしょうか?

 

変わりものでありたいという心理

僕が思うに、好きだったものがどうでもよくなるのは、そもそもそれ自体が好きだったわけじゃなくみんなが知らないものを好きであるということ自体に価値があったんじゃないでしょうか。

人間みんなと一緒でありたいという気持ちと個性的でありたいという気持ちを持っていると思います。たいていの場合この2つでバランスがとれて、量産型サブカルみたいな半端になるんですけれども。

で、個性的でありたいという気持ちが強い人ほど反人気な姿勢をとりやすいのではというのが僕の推測です。

 

仮に好きなものを本当に良いと思う気持ちがあるなら、人気が出ようが出まいが左右されないと言えるはずです。

 

が、ここで自分に反論。たとえば好きな作品が何かをきっかけに人気作と呼ばれるくらいになったとします。今まで人が少ないことで起こらなかった問題が、大量の新規参入者によって引き起こされ、あの作品のファンはたちが悪いといった評判がたったらどうでしょう?本来作品の価値とファンの素行は無関係です。しかし人間には関係のないAとBを関連付けて考えてしまう性質があるのも事実。なら結果的に人気作になったから今までのように好きになれなくなったという場合もありえるんじゃないでしょうか。

 

あくまで経験則ですが、上記のようなことは「あまり関心のなかったものが人気になったとき嫌いになる」パターンの場合に多いと思います。人気になっているコトやモノを知らないのでファンに対する好感度が事物に直結するからでしょう。しかし本来好きなものなら、迷惑だと思うくらいで嫌ったり無関心になったりはしないんじゃないかと思います。

 

やはり人気が出て興味が失せるのはマイノリティであることに価値があったと見るべきでしょう。

であるなら人気作に手が出せないというのも同じ理由で説明がつきます。まあこちらは単に「ミーハーみたいで恥ずかしいよね(笑)」とも言えるのですが。

 

動機は不純であってもいい

個性的でありたいという不純な動機でも、新しい物事に触れるのが悪いとは言えません。新しい流行や人気はそういう人たちがマイナージャンルを見に行くから生まれるものですしね。

とはいえ単にマイナーだからという理由だけで好きだというのは自分自身にウソをつくようなものですから、やめたほうがいいでしょう。ただここで湧く疑問が、そもそもまったく物事に対して好きな部分がないけれど不人気だから好き、なんてことがあり得るのでしょうか?はっきり言ってかなりアホとしか思えない仮定です。

ここでそんな動機だけで特定のXを好きだと言えないなら、人気になったからどうでもよくなるというのは好きの源泉がマイノリティであることだったからという説明に疑問符をつけてしまうので、是としたくないんですが……んー。

 

経験的な飽き

何にも飽きたことのない人がいるのかは知りませんが、いたとしてもかなり珍しいですよね。どんなものもいつかは飽きるとすれば……上記のことが説明できる、のか?

流行ったら離れてしまうのは、実は流行ったから離れたのではなく偶然飽きるタイミングと重なっただけというのはどうでしょう。飽きる原因は精神的な成長かもしれませんし、同じことの繰り返しに対する飽きなどなんでもいいのですが、これなら一応辻褄は合っている、はず……

そんな結論すごく面白くないんですが。笑

 

さいごに

本当は調べたら心理学的に云々みたいなの出てくるかもしれませんが、今日はあえて頭のなかだけで、ついでに考えたものをそのまま書いてみました。

ちなみにこれは「あえて」と言い張ることで、やっつけで書いてもそれっぽくなるライフハックです。ブロガーの皆さん、ぜひお試しください。

 

では!