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【スザンヌ・ランラン】スカートで革命?【Doodle】

どうも、ジョンです!

Googleのロゴがスザンヌ・ランラン生誕117周年を記念して、スザンヌ・ランラン仕様のロゴに変更されました。

 

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ロゴだけでは、スザンヌ・ランランが女性のテニスプレイヤーであることくらいしかわかりませんね。スザンヌ・ランランについて少し詳しく見ていきましょう。

 

 

スザンヌ・ランランってだれ?

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スザンヌ・ランランは1920年代前半に活躍したフランス・パリ出身の女性テニスプレイヤーです。フランスの中でもトップクラスのスポーツ選手で「テニスの女神」とも呼ばれているんだとか。

 

スザンヌ・ランランの成績は、全仏選手権の女子シングルス・ダブルスで6勝及び混合ダブルスで7勝。ウィンブルドン選手権では女子シングルス・ダブルスで6勝及び混合ダブルスで3勝という驚異的な記録を残しています。

(※全仏選手権は1923年まで参加選手はフランス人選手限られていました。そのため1920年から1923年のスザンヌ・ランランの優勝は国際大会としての「全仏選手権」を優勝したとはみなされていません)

 

その功績からローラン・ギャロスと呼ばれるフランスにあるスタジアムの準センターコートは「スザンヌ・ランラン・コート」と名付けられていますし、女子シングルス優勝者に贈られる優勝カップも「スザンヌ・ランラン・カップ」と呼ばれています。

 

スザンヌ・ランランによる変革

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ただ凄まじい成績を残しただけはなくスザンヌ・ランランはテニス界に変革を起こしました。

テニスを遊びから競技へ

スザンヌ・ランランがプレーしていた当時のテニスは、まだまだ競技性が低くどちらかといえば、社交の道具=遊びとして認知されていたそうです。たしかにサーブって玉出し的な意味ですもんね。しかしスザンヌ・ランランの登場によって一転。テニスが競技性の高い「スポーツ」へと変化していったのです。今のテニスがあるのもスザンヌ・ランランのおかげかも?

短い丈のスカートを履いてプレー

上の話と通じる話ですが、それまでは女性テニスプレイヤーのウェアといえばコルセットとドレスでした。競技ではなく社交の場だったので当然ですね。しかしスザンヌ・ランランは半袖と膝丈のスカートでプレーし、テニス界のウェアにも革命を起こしたのです。

今から見るとこれでも十分動きにくそうな感じはありますが、当時の時代性を鑑みればスザンヌ・ランランがかなり思い切ったことをしたのがわかりますね。

 

日本にあるスザンヌ・ランラン

スザンヌ・ランランについて調べていると、どうやら日本にも「スザンヌ・ランラン」があるようです。それはどこかというと静岡県は浜松市。こちらをご覧ください。

 

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誰がなんと言おうと、スザンヌ・ランランです。しかも割と新築です。オーナーさんがテニス好きなんでしょうか?それとも全く関係のない発想で「スザンヌ・ランラン」と命名?謎です。

 

さいごに

スザンヌ・ランランという名選手について知らなかったのですが、聞かれたら少しは説明できるくらいになったと思います。「スザンヌ・ランラン」という新築賃貸については……知らなくていいでしょう。

 

日本では錦織圭選手の活躍で男子テニスが盛り上がっています。が、女子テニスの選手を聞かれても僕はちょっと思い浮かびません。うまいこと女子テニスも盛り上がってくると、もっと面白いことになると思うんですけどね!今後のテニス界に注目です。

 

では!

 

P.S.テニス漫画で「ベイビーステップ」というのがあるのですが、本気でおすすめです。能力系のテニス漫画ではなくしっかり努力して成長するテニス漫画なので、テニス知識もつきます。結構人生に関する示唆的なシーンも多いので、下手な自己啓発を読むより断然おすすめです。

 

 僕が書いた記事↓


ベイビーステップ一巻↓