「冴えない彼女の育て方」7巻感想
冴えない彼女の育て方(ラノベ)1,2,3巻感想 - Unread
本当は眠いし寝ようと思ったけどちょっとだけ読むかと思って読み始めたらいつの間にかラストまで読み切って気付けば深夜ってパターンはあるある。
ってなわけで7巻読みました。
以下ネタバレ。
激動過ぎるのと眠いのとでいつも以上にまとまる気がしません。
エリリと仲良しに戻ったことで学校では喋らない状況が一転、一緒に登校したり普通に部屋に遊びに来たりとなって反動がすごい。そんな風に倫也べったりのエリリは新パケも全然描けていない様子。一方霞ヶ丘先輩は卒業間近で「純情ヘクトパスカル」は順調に売りだされている。恒例のサイン会後の会で倫也は先輩に卒業してからもサークルに参加して欲しいというが、先輩はエリリに対する倫也の過保護を指摘し柏木エリに対する尊敬を吐露してキツい別れ方をしてしまう。加藤は加藤で仲違いをしたまま。そして倫也はみんなが参加したいと思える次回作の企画を練り上げる。まずは加藤に謝罪し説得し仲間になってくれた。先輩にも企画を見せ以前とは違った好評価をもらうも、更に数段上を行く企画に引き抜かれていると言われてしまう。それも柏木エリとともに。そんなわけで死ぬほど意気消沈する倫也だったが、坂の上で待っていた加藤によってサークル続行の意志を固める。そんなわけで倫也は商業に旅立つ二人を精一杯送り出し、次に進む。
……みたいな感じでまとめてみたけどまとまってないですね。
今回で一応第一部完ということらしいです。メインヒロインである加藤が残ってるから何もおかしくないんだろうけど、エリリと先輩がどっか行っちゃうなんて思わないじゃないですか。っていうか、加藤めちゃくちゃキャラ立ってるし加藤と和解するとことかやっぱり主人公を支えてくれるとことかぶっちゃけ泣いちゃったじゃないですか。これが深夜テンション、恐るべし。霞ヶ丘詩羽先輩も突き放しているようで優しすぎるし、泣きました。
人間関係って全部が全部うまく行くわけじゃないけど、あっちが揉めればこっちが仲良くなっちゃったりして面白いですよね。当事者じゃなければ。
そういえばこれ完全にエリリ√入っちゃってるよと思ってたら商業に消えてくれたし(学校には居る。むしろ3年は同じクラス)、加藤は倫也のことが好きなわけじゃないとか言ってるけど倫也にプレゼントしたメガネをエリリにあげちゃったことに納得してない様子だしどう考えても加藤√安定ですよね。ね?
ちなみにあとがき読む限りでは、商業に消えた二人も出番減るわけじゃないらしいです。エリリはともかく先輩とかどう出てくるのかちょっとわからないんですが、シチュエーションの創意工夫にも注目したいですね。
さすがに8巻読む前に寝ます。