読書のモチベーションに関する記述
娯楽目的の小説はささっと読めるのに、ちょっと意識を高くして買った本は挫折してしまう……
そういった“悲劇”を少しでも無くすため、『読書のモチベーション』について考えてみます。
どういった時にモチベーションが低下するのか
元々読む気満々で買った本なのに、気付けば数週間、数ヶ月放置してるのはどういった理由なんでしょうか。
原因をいくつか挙げてみましょう。
1.本のレベルが自分に合っていない
専門書しかり思想書しかり、前提知識を必要とする本は少なからずあります。
読み進めるのに一々頭をひねるような本では、挫折してもしかたがありません。
2.本の内容及び構成がつまらない
学び系の本に多いのがコレ。
読者を楽しませるために作っているわけではないので、当然といえば当然ですが、表現なども堅く、わかりやすくもできていません。
3.そもそも読みたくない
「これ読んでる自分、かっこいいな」と思って買ったはいいけど、実はそんなに読みたくなかった場合。
以上の三点が主な理由として挙げられるでしょう。
解決法
まずは自分の読書レベルをしっかりと把握すること。知識がないものについては、しっかりそれを学習してから読書に臨みましょう。
本を目の届く範囲、取りやすいところに置くというのも有効策です。
というのも見えないところにあると意識にすら上りませんが、少なくとも見えるところにあれば「この本を読まなければならない」という無言のプレッシャーを感じることができます。
そして、僕が実際に行っている方法としては「とりあえず半分は読む」です。
どうしても人間最初の数ページだけめくりがちですが、半分くらいまで我慢すると、案外面白くなってきたり、内容が理解できたりするので最後まで読み進めるモチベーションが高くなります。
おわりに
どんな策を弄しても、挫折して本棚にしまったままの本は出てくると思います。
そういった本はワインの如く寝かせておきましょう。
いずれその本を読める時期が人生の中できっと訪れます。
無理なものを無理して読んでも、内容も入ってこないし楽しくもない。
ならその分他の本を読んで、効率をあげていきましょう。
それでは、楽しい読書ライフを。