男が見ても十分おもしろい!「ユーリ!!! on ICE」感想
どうも、ジョンです!
2016秋アニメである「ユーリ!!! on ICE」(以下、YOI)を全話視聴したので、その感想を。
ユーリ!!! on ICEとは?
2016年の秋クールに放送されていたアニメ。題材はフィギュアスケートです。
メンタル面に弱さを抱える勝生勇利はフィギュアスケートグランプリファイナルで惨敗し、地元九州に帰省する。そこに突然憧れの世界的選手ヴィクトル・ニキフォロフがやってきてコーチになると言い出す。そこにロシアの若き天才ユーリ・プリセツキーも乗り込んできて……
という具合に始まるストーリー。
腐女子向け?
筆者がYOIについて聞いていた噂では「腐女子歓喜のBLアニメ」「作画が良い」という具合。
あいにくフィギュアスケートにもBLにも興味がないので、スルーかなと思っていたのですがリア友が盛り上がっているのを見て、食わず嫌いもよくないし見ることになったわけです。
実際に見てみると、たしかにBL的要素は多いです。しかし想定していたほどでもないなというのが率直な印象。
「まったくBLじゃないよ!純粋な愛なんだよ!」という主張を筆者はしません。ただ作品として違和感のない描写だと納得できるものでしたし、師弟愛だとまったく捉えられなくもない。
感覚としてはジャニーズのコンサートにいったときのむず痒さがあるのと似てます。とりあえず筆者は大丈夫でした!
JJ
JJとはYOIに登場するカナダのジャン・ジャック・ルロワの愛称。
見る前にYOI視聴勢がこぞって「JJスタイル!」とか言っていて未視聴からすればなんなんだ感があり、見始めてからも全然出てこないのでJJって誰だよ状態でした。
が、出てくると……こ、これは……宮野真守(声優)だああああ!
圧倒的ビッグマウスのJJを宮野真守がドヤ顔で(?)演じている。思わず笑ってしまいました。
初登場からずっと憎たらしいくらいに自信満々のJJ。美人の彼女がいて、JJガールズと呼ばれるファンもいて、フィギュアでもしっかり結果を出しているJJ。
しかしグランプリファイナル、「魔物」に飲み込まれてしまったJJはショートプログラムでミス連発。初めての出来事にいつも自信に満ち溢れたJJが、困惑し絶望する姿は見てられなかった。
ただそんな中でも挑戦し続け、「JJスタイル」を貫くJJ。こんなの見せられたら誰だって応援しちゃいますよ。
結果見終わったらJJの印象が強烈に残ってました。
フィギュアスケートの知識は必要?
なくても大丈夫。ただしあった方が面白いと思います。
筆者はまったく知識がない状態、普段もフィギュアスケートなんてまったく見ないので、同じ状態の人でも十分楽しめると思います。
必要最低限のことは作中で説明が入るので大丈夫です。
知識は必要ありませんが、フィギュアスケートを見ない勢からすると演技中はやや退屈に思えるかもしれません。作画も綺麗だし、演技のすべてに意味があるので逆に見入るべきシーンではあるのですが、見慣れていないとかなり通常のフィギュアスケート中継と近いので、苦手意識が出てしまう部分ではありました。
逆にそのおかげで、知識をいれてもう一回みたいな。一人一人の演技をちゃんと確認したいなという気持ちにもなるので、悪いことではなさそうです!
さいごに
あんまり色々書くと無駄に長くなってしまいそうなのでこの辺で。ちなみに筆者が最も応援したのはユリオ(ユーリ・プリセツキー)です!
YOI、良作だったので食わず嫌いしている方にはぜひ見ていただきたいですね。
それでは!