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なぜ死後に評価が上がるのか?

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どうも、ジョンです。

みなさんフィンセント・ファン・ゴッホはご存知ですよね。彼は生前よりも死後に評価された人物の一人。存命中に売れた絵はたった1枚(諸説あり)だったそうです。

このように生前よりも死後の方がより評価されるという例は、枚挙に暇がありません。なぜこのような現象が起こるのか、考えてみます。

 

 

死後に評価される人物

よく死後に評価があがると言われるのは画家ですが、もちろん他にもいます。そのなかでも特に筆者がこれはそうじゃないかと思うのは「マイケル・ジャクソン」と「スティーブ・ジョブズ」です。

その2人は生前から評価されまくってたよ」という声、わかります。しかし筆者にはそれ以上に評価が亡くなった後に上がったと感じるのです。

特にジョブズの場合、当時書店には関連本が山のように並んでいました。内容の薄い本でもジョブズと書いてあれば売れる。そう言われていたのです。存命中にそんなことはなかったでしょう。

 

なぜ死後、評価が上がるのか?

3つあると思います。1つはメディアによる宣伝効果、もう1つは攻撃対象ではなくなる、最後は時代へのマッチです。

メディアによる宣伝効果

いわゆる大物が亡くなったとき、メディアではしきりにニュースが流れます。特に亡くなったときの人気が高いほど連日、その人物の功績についてなどの特集が報じられますよね。

これによって今まで関心がなかったり、ジェネレーションのズレでいまいち凄さを感じていない層がその人物を知ることになります。これで関心を持った人はさらに深く知ろうとするでしょう。この際各種メディアや店舗など様々な形で特集されているので、需要と供給がマッチし評価があがるという側面があるのではないでしょうか。

攻撃対象ではなくなる

生きている人間というのは厄介なもので、驚くほど問題を起こします。態度の悪さや失言は炎上案件です。また悪い噂や訴訟も少なくありません。このようなことがなくても単に「あいつは気に入らない」という人は一定数いるものですよね。

しかし亡くなってしまうと、これ以上は変化しません。失言もなにもないのです。また「死んだ人にひどいこと言わなくても」というような風潮も相まって、亡くなった人に対してはポジティブな態度をとる人が多くなるように思います。

さらにマイナスであったはずのパーソナリティも、実績が大きければ大きいほどむしろ好意的に解釈される傾向にあるのではないでしょうか。

時代へのマッチ

これは上2つと少し異なっています。評価されていたものがより評価されるのが上2つ、これは評価されていなかったものの場合です。

やはり何事にもタイミングというものがあって「早すぎた」作品というのはどうしたって出てくるものですよね。

行動だってそうです。いまは大したことないように見える一つの行動が、後々振り返ってみると偉大な功績へとつながっていたということも多々あります。

昔の人と今の人では価値観も違いますし、優れてはいても時代にあっていなかった物、人が後の時代に評価されると言えるでしょう。

 

あと書いていて思ったのですが発掘というパターンもありますね。単に知られていなかった人が後の人が偶然発見しての評価。ただこれはかなりこの項目と似ているので、別にはしません。

 

生前か死後、いつ評価されるのがいい?

難しい問いですよね。

例えば生きている間誰にも評価されなかったブログが、死後狂ったようにPV稼いだら……

もちろん生前も死後も評価されないのに比べたら、死後評価される方がマシですし永遠のスパンで考えると死後の評価が良いはず。しかし、やはり生きている人間としては生前に評価されるのが一番うれしくはあります。

いずれにせよ生きている間に努力し、何かを残さなければどちらもないのに変わりはありません。やることは同じですね。

 

さいごに

ふと気になったので、少し考えてみました。他にも色んな理由が考えられるでしょうし、そもそもそんな現象はないというスタンスもあるでしょうが、何か参考になれば幸いです。それでは!

 

P.S.余談ですが「生前」というのは「往生前」という意味だそうです。なんだか変な言葉だと思っていたのですが、スッキリしました。