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二十代男性が気になったお通夜・葬式のマナーまとめ!

図解 社会人の基本 マナー大全 (講談社の実用BOOK)

どうも、ジョンです。

 

今までは縁がなくとも、さすがにアラサーを目前に控えるとなると冠婚葬祭も増えます。今回は友人の父親が亡くなられたので、お通夜に行ってきました。

もちろんこれが初ではありませんが、それまでは親についていくだけがほとんどだったので、自分であれこれ準備するのは初。それだけに色んなマナーがあって戸惑いました。

 

今回はそんな葬式・お通夜マナーについて、僕が気になった点をまるっとまとめてみたいと思います。

※筆者が男性なので男性目線です。ご了承ください。

 

 

マナー全般について

大前提ですが、相手に失礼がないようにするのがマナーです。つまり相手が「それはないんじゃない!?」と思えばマナー違反、一般的なマナーと違っていても相手がOKなら大丈夫なのです。

要は気持ちが最重要。そもそも相手側も本当の冠婚葬祭マナーは知らないというパターンも多いのですから。

服装

  • 喪服
  • ブラックフォーマルスーツ
  • 黒いスーツ

この3つは違うものらしいです。

喪服=ブラックフォーマルと書いてあるところもあるのですが、セシールによると、

市場に出回っているブラックフォーマルの中には「浅い黒色のもの」と「漆黒色のもの」があります。喪服として使えるのは「漆黒色のもの」になります。

出典:ここで差がつく!冠婚葬祭で品良く見せる40代からのブラックフォーマル着こなし術 - セシール(cecile)

ということで「ブラックフォーマルだから慶弔どちらでもいける」と思っていたら、思わぬ落とし穴なんてことも。とりあえず漆黒色(めっちゃ黒い黒)のブラックフォーマルスーツを持っていればOKですね。

 

一方単に黒いスーツはどうなのという話ですが、これは意見が割れます。若い世代から見ると黒は黒でしょ感がありますが、見る人が見るとテカテカしていてすぐバレるんだとか。

 

僕は親に曾祖母の葬儀の際「ちゃんとしたのを買え」と言われ、ブラックフォーマルスーツを買いましたが、同世代だとまだ葬式に縁がなかったりして、けっこう持ってない人も多いです。

特にお通夜は駆けつけのパターンが多いので、普通の黒いスーツでいいのではないでしょうか。

 

なお今日行われたお通夜では、僕と同い年の24歳たちは駆け付けだったので普通のスーツに黒ネクタイや、学生は大学帰りだったので普通の暗い服とかで来てました。

 

お通夜は、用意周到だと待ち構えていたようで逆に失礼なことが多く、急な出来事で準備していませんでしたパターンは割とOKなようです。その後の告別式などは、厳しくなるようですが。

 

しかし最低限ネクタイの色は黒にしましょう。黒いネクタイはコンビニで売ってることも多いので、簡単に手に入るはずです。

 

香典

マルアイ 仏のし袋 本折多当御霊前 10枚中袋付 SY-2911

香典もややこしいですね。

  • 金額
  • 香典袋の種類
  • 表書き等の書き方
  • 袱紗(ふくさ)の有無
  • 香典の渡し方

などなどにマナーが存在します。

 

金額

偶数はNGだとか、4(死)や9(苦)はNGという話があります。

しかし実際問題、偶数は出す人も多く受け取る側も気にしないパターンが多いようです。

4,9はなんとなくダメかなと思う人も多いので、避ける方が無難かもしれません。

 

さて今回のように友人の両親である場合、3,000円から5,000円が相場のようです。3,000円は少額すぎるという話もあるようですが……4を避けると3,000円か5,000円の二択です。

 

関係性が近づくに連れ、金額もあげるのが一般的。また年齢が上がるほど収入もあがると見られているので、金額を高めにするのが一般的です。

 

僕は以下のリンク先を参考にしました。

hannnawin.com

 

個人的には気持ちと自分の収入を鑑みて決めるのが一番かなと思います。

 

香典袋の種類

香典袋には種類があって、水引が印刷のものから、サイズが大きくデザインも凝ったものまであるそうです。

直感的に香典袋は良い物を使った方がいいのかなと感じますが、実際は中に入れる金額に応じて変えるのが正解

 

不祝儀袋(香典袋)の選び方によると、

  • 3,000円から5,000円:水引が印刷タイプの簡易版
  • 1万円から3万円:水引は白黒か双銀で束が7本から10本
  • 3万円から5万円:サイズが中金封で水引は10本以上の双銀
  • 10万円以上:大金封サイズで高級和紙、水引はデザインの凝ったもの

という分類です。コンビニに多いのは簡易タイプと、水引が白黒のタイプですね。

 

高額を包むのに、合った香典袋がないってパターンもありますが、やはりお通夜なら駆けつけ準備不足パターンが使えるので、コンビニのでもいいのではないかというのが個人的な見解です。

 

表書き等の書き方

要は香典袋になにをどうやって書くのかという話。

論点として、

  • そもそも香典袋には何を書く?
  • 「御霊前」「御仏前」「御香奠」などどれを書く?
  • ペンは何を使う?
  • 金額の書き方
  • 住所は漢数字。では郵便番号は?
  • 中袋はどう書く?
  • 中袋のないタイプはどうする?

などなど……かなり色々あります。

 

基本的に香典袋に書くのは「表書き」「名前」「住所」「金額」です。

 

表書きはどれを書く?

表書きというのは「御霊前」など水引の上中央に書かれる文字のこと。

相手側の宗教宗派や四十九日前後などで書く文字が変わるので、少し厄介です。

 

四十九日より前なら「御霊前」が最も汎用性の高い言葉で、仏教・キリスト教・神道のどれでもOKです。ただし浄土真宗ではすぐに仏になると考えられているため、御霊前は使えないので「御仏前」が正解です。

宗教がわからない場合は「御霊前」にしておくのが無難でしょう。

 

「なるほど基本的には『御霊前』で仏教で四十九日後や浄土真宗は『御仏前』ね」という知識をたずさえて僕も香典袋を買いに行ったのですが、そこで目撃した「御香奠」というプリントのある香典袋。

これ読み方は「ごこうでん」で、奠=典。つまり「御香典」と書いてあるのです。仏教だといつでも使えるという説明もあれば、口語なので書く際には使えないという説明もありました。

無難に行くなら「御霊前」にしましょう。

 

ペンは何を使う?

たいていのサイトでは「薄墨」を使いましょうと書いてあります。

これは、

昔、ペンなどがない時代は、スズリで墨をすって筆で書いていたわけですが、訃報を聞いて香典袋を用意する際に「スズリに涙が落ちて墨が薄くなってしまった」「急なことでしっかりと墨をする時間もなく駆けつけた」等の意味から薄墨で書いても良いとされてきました。 

香典袋の名前を薄墨で書く理由 | お葬式参列マナーガイド

という理由らしいのです。さすがに現代で墨をすって書く人はかなり少数派で、弔事用の薄墨の筆ペンが売られているそうです。

 

しかしあまり気にしないという人も多く、そもそも印刷されてある表書きがくっきりとした黒だったりします。

さすがに「ボールペンはどうなの?」という見方もあるので、表は普通の筆ペンあたりを使うのが無難です。

 

なお、裏に書く住所などの情報は香典返しなどに使われる場合があり、慣れない筆ペンで読みづらい字を書くよりも、ボールペンで読みやすい字を書いたほうがいいなんて話もあります。

 

金額の書き方

さてまずは金額を書く場所ですが、「中袋に書いて外袋には書かない派」もいれば、「どっちにも書く派」もいます。

 

共通しているのは中袋には書くということ。しかしここでも「中袋の表に書く派」と「中袋の裏に書く派」がいます。おそらくどちらでもいいので、好きな方に書きましょう。なおネットの画像検索では表派が多かったです。

 

外袋に書くかどうかですが、そもそも中袋に金額を書くのも事務作業を楽にするためなんだとか。ということは事務処理の方法がどうなるかわからない以上、外袋にも書いた方が親切という見方もできます。

 

 

次に書き方ですが、縦書きの場合「壱」「弐」「参」「阡」「萬」などの旧字体の漢数字を使うのが一般的です。その頭に金、終わりに円をつけて、「金参阡円」などとします。

 

円は圓にしないのか問題ですが、そもそも「一」に線を付け加えて「二」にするなど改ざんのしやすい字を避けて旧字体を使っているので、個人的には「円」はいじらなくてもいいのではと思います。

 

また金額の終わりに「也」をつけるかどうかという問題もあります。

一説によると「也」は単位として円の下である銭などが使われていた際、これより下はありませんということや、何銭を付け加えて金額を改ざんされるのを防ぐ意味合いがあったと言われています。

この説に従えば、現在はまったく必要がないと言えます。しかしマナーの流派によって也は必須だとか、いくら以上になるとつけるべきという話も。要はどっちでもいいということです。

 

郵便番号はアラビア数字?

だいたいにおいて住所は縦書きで、数字は漢数字を使います。しかし郵便番号は普通のハガキや封筒でも横書きのアラビア数字。ここも漢数字にする必要があるのでしょうか?

 

そもそも書くかどうかという話をしているサイトはあっても、これに言及しているサイトはほとんどありません。しかし参考画像をざっと見た限りでは、一般的なハガキのような書式が主流で、縦書きの郵便番号は少数派でした。

 

ちなみにそもそも書くかどうかですが、個人的には無いと不便かな、もしかしたら住所から郵便番号を検索したりする手間があるのかなと思って書いています。

 

中袋はどう書く?

金額については言及してしまいました。あとは普通の封筒のように、裏に住所と名前をかけばOKです。

 

中袋がない場合は?

一般的な香典袋には中袋がついていますが、実は中袋がない方が良いという流派もあったり、簡易式の香典袋にはついていなかったりします。

これも失礼にはあたらないそうで、中袋がない場合は、表に「表書き」「名前」裏に「住所」「金額」を書けばOKです。

 

袱紗(ふくさ)の有無

赤城 金封ふくさ紫 慶弔両用 ハ21

香典の渡し方にも通じるところですが、どのサイトにも香典は袱紗に包んで携行し、渡す段階になって袱紗から取り出すとなっています。

袱紗というのは香典などを包む布のことですね。

さておそらく若者は袱紗を持っていません。少なくとも僕は持ってません。そもそもどこで売ってるんだレベルです。

 

色々ネットの海を探った所、葬儀の実態としては袱紗に包んで持ってくる人は今や少数派という話。古くからのマナーが廃れてきているということなんですが、たとえそうでもマナー的な正解は袱紗に包むなんです。他のこういう主張も……とかはなく、袱紗が大正解。

 

でも袱紗ってコンビニとかにはないですし、急に用意できるものではありません。もし無い場合として勧められているのは寒色で地味なハンカチに包むこと。

もうこれすら無理という場合は、何にも包まないという順序になっているようです。

 

マナーがかなり気になるかたは、Amazonにも取扱があるので一つ買っておくと良さそうですね。

 

ちなみに実際使ってみた所、受付は別に遺族の方でもないし誰も気にしてないので何でも良さそうだったのですが、そもそも持っていくときに男性は手ぶらになってしまうので内ポケットで香典がよれてしまうのを防ぐことができたのが一番の利点でした。

 

香典の渡し方

まず袱紗から香典袋を取り出します。取り出したらそれを相手側から見て正しい向きになるように変えて、両手で渡します。この際に「この度はご愁傷様でした」などの言葉を添えます。

 

おそらくネットで見る限りこの流れが一般的です。実際やってみたのですが、やりとりもスムーズでした。

 

ご焼香は?

www.youtube.com

 

といった感じで宗派が云々ですが、個人的には基本的に前の人にならってやれば問題ないと考えています。

ご遺族への一礼などは忘れずに……!

 

……と行く前に書いたものの実際行ってみると、遺族の場所がよくわからず一礼している人もいませんでした。一応去り際に両側に対して礼をしておいたのですが、後々ネットで見てみると右側が遺族席になるそうで、そちらに一礼してからの方が正式でした。

ただやはり前にならうのが一番スムーズです。

 

マナーは心!

個人的に引っかかった部分をまとめましたので、あまりに基本的な部分は書いてません。そして冒頭でも書きましたが、ネットに書かれたマナーを守ることより気持ちや、その場の空気を守る方がよほど大事なので、臨機応変にいきましょう。

 

それでは!