【ハッサン・ファトヒー】偉大な建築家と同じ賞を受賞した日本人は?【Doodle】
どうも、ジョンです!
2017年3月23日はハッサン・ファトヒー生誕117周年。これを記念してGoogleのロゴがハッサン・ファトヒー仕様に変更されました。
ロゴはこちら↓
これは……?ハッサン・ファトヒーについて詳しく見ていきましょう。
ハッサン・ファトヒーってだれ?
ハッサン・ファトヒー(1900-1989)はエジプトの建築家です。その功績から中東建築の父とも呼ばれているんだとか。
その建築の特徴はエジプトの伝統的な方法や素材を継承しつつ、新しい技術も取り入れていくというスタイル。まさに温故知新。いまでもエジプトにいけば見ることができるようです。
ハッサン・ファトヒーは家だけではなく劇場、学校、モスク、市場などをつくり、コミュニティを作り上げました。またハッサン・ファトヒーはコミュニティの人間を建造物の修繕ができるように訓練し、自分の死後も建物が長く保つようにしたそうな。
並々ならぬ情熱ですね。
UIAゴールドメダル受賞
ハッサン・ファトヒーはUIAゴールドメダルを受賞しています。
UIAとは国際建築家連合(Union Internationale des Architectes)のことで、3年に1度UIA世界大会の際に優れた建築家に授与されるのが、UIAゴールドメダルです。
このUIAゴールドメダルは現在11人が受賞しており、そのうちの2人が日本人。槇文彦さんと安藤忠雄さんです。
恥ずかしながら存じ上げないなと思ってwikiを見たら、槇文彦さんの作品は幕張メッセや、テレビ朝日など知っているものだらけでした……!安藤忠雄さんは新国立競技場で良くも悪くも耳にしましたね。
話がそれましたが、ハッサン・ファトヒーはそんなUIAゴールドメダルの初代受賞者なのです!
ロゴの意味は?
これはハッサン・ファトヒーが作り上げたコミュニティでした。
左下は伝統的な日干しレンガの製造過程。真ん中の女性は灌木を植えています。下にいるのはガチョウと牛。右上はウィンドキャッチャーというそうです。
ハッサン・ファトヒー自身は左上でコミュニティのメンバーと握手をしている。そんなロゴだったんですね!
以上、ハッサン・ファトヒーに関する解説でした。それでは!