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【国際女性デー2017】ロゴの女性たちを一挙紹介【Doodle】

どうも、ジョンです!

2017年も国際女性デーがやってきました。去年もGoogleのロゴが変更されて記事を書いたので、詳しくはそちらをご参照ください。変更点は、テーマが“Women in the Changing World of Work: Planet 50:50 by 2030(変化する仕事の世界における女性たち:2030年までにプラネット50:50を実現しよう)”になったことが大きいでしょうか。

 

今年の国際女性デーのGoogleロゴは、小さな女の子におばあちゃんが13人の注目すべき女性たちについて語ってあげていて、その女の子が想像で歴史的な女性たちに会いに行くというお話になっています。

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アイダ・B・ウェルズ

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1人目はアイダ・B・ウェルズ(1862.7.16-1931.3.25)。アメリカのジャーナリストで黒人の差別撤廃や地位向上、市民権運動などの活動を行いました。

 

ロトフィア・エルナジ

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2人目はロトフィア・エルナジ(1907.10.29-2002)。エジプトで初の女性パイロットとして知られています。1933年にパイロットライセンスを取得したエルナジですが、その理由はエジプトにおける女性の権利のためでした。

 

フリーダ・カーロ

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3人目はフリーダ・カーロ(1907.7.6-1954.7.13)。メキシコの女性画家ですね。旦那との関係や不妊についてなどフリーダ・カーロ自身について描かれた作品が多く、彼女の夫はフリーダ・カーロを“彼女は女性特有の、あるいは女性に普遍的なテーマを、仮借のない率直さと冷徹な厳しさをもって描いた、美術史上最初の女性である”と評したそうです。

 

リナ・ボ・バルディとオリガ・スコロホドア

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4人目(左)はリナ・ボ・バルディ(1914.12.5-1992.3.20)。イタリア生まれでブラジルに移住した建築家です。ロゴにも入ってますが、サンパウロ美術館は彼女の設計ですね。

5人目(右)はオリガ・スコロホドア(1911.5.24-1982.5.7)。ソ連の科学者で、彼女は幼い頃に髄膜炎で視力を失い、14歳のころには耳も聞こえなくなりました。目や耳に障害がある人のコミュニケーションを研究しており、ソ連のヘレンケラーとも言われていたそうです。

 

ミリアム・マケバ、サリー・ライドとハレット・チャムベル

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6人目(左)はミリアム・マケバ(1932.3.4-2008.11.9)。南アフリカ共和国の歌手です。「Pata Pata」が有名で「An Evening with Belafonte/Makeba」でグラミー賞も受賞しています。

7人目(中央)はサリー・ライド(1951.5.26-2012.7.23)。アメリカの宇宙飛行士でロシアで訓練を受けたコスモノートではなく、アメリカで訓練を受けたアストロノートとしては初の女性飛行士であり、アメリカ人としても初の女性飛行士です。

8人目(右)はハレット・チャムベル(1916.8.27-2014.1.12)。トルコ人の考古学者なんですが、ムスリムの女性では初めてオリンピック競技に出場したようです。競技はフェンシング。

 

エイダ・ラブレス、ルクミニー・デーヴィー・アルンデール、セシリア・グリエルソン、イ・テヨン、スザンヌ・ランラン

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9人目(左)はエイダ・ラブレス(181512.10-1852.11.27)。イギリスの貴族で数学を愛好していた彼女は、チャールズ・バベッジの考案した解析機関に関する著作で有名なんだとか。それ故コンピュータ科学で重要な位置を占めています。

10人目(中央左)はルクミニー・デーヴィー・アルンデール(1904.2.29-1986.2.24)。インドのダンサー、振付師。インドの古典舞踊を改革し蘇らせた功績があります。

11人目(中央右)はセシリア・グリエルソン(1859.11.22- 1934.4.10)。アルゼンチンの医者で、アルゼンチン初の女性医学博士号取得者です。

12人目(右)はイ・テヨン(1914.8.10-1998.12.16)。韓国人の弁護士で、韓国では初の女性弁護士・裁判官です。女性解放運動や民主化運動にも参加していたようです。

13人目(中央下)はスザンヌ・ランラン(1899.5.24-1938.7.4)。フランスの女子テニスプレイヤーです。彼女の功績については、http://ddss-msv.hateblo.jp/entry/SuzanneLenglenで言及しています。

 

以上の13名でした

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かなりの駆け足になってしまいましたが、以上で注目すべき13人の女性を紹介する旅は終了です。ネットでは日本語ページの少ない人も多く、不要な情報は溢れているのにこういうのはないのかと軽く疲れてしまいました。

詳しく調べられる方は英語のサイトを読む覚悟をしてくださいね!それでは。