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Unread

Unread(未読)を既読に!オタク文化や青空文庫について書いています。

【カール・ラントシュタイナー】O型はゼロ型ってことは知ってるよね?【Doodle】

どうも、ジョンです!

不眠が続いていたので睡眠系サプリを飲んで、いざ寝ようと思ったらDoodleでした。非情。

ってなわけで2016年6月14日はカール・ラントシュタイナー生誕148周年。これを記念してGoogleのロゴがカール・ラントシュタイナー仕様に変更されました!

 

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ABO式に分類された血液と、白衣をきたお爺さんが描かれています。器具は顕微鏡ですかね?

 

 

カール・ラントシュタイナーってだれ???

まずはみんな大好きWikipediaを参照します。ありがたいことにカール・ラントシュタイナーにはWikipedia項目があるのです(最近はなかったから本当に助かる)。

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さてカール・ラントシュタイナーはオーストリアのウィーンで生まれたユダヤ人病理学者・血清学者ですね。ウィーン大学で医学の学位を取得しており、ノーベル賞受賞者であるエミール・フィッシャーの下で学んでいたことも。

 

彼を有名にしたのはいまや当たり前となっているABO式血液型を発見したこと(なお、AB型は未発見で論文ではA型B型C型となっていた。AB型を発見しC型をゼロ型としたのは別の人たちだそうです)。このことで論文「正常人血液の凝集現象について」の発表から約30年後ノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

 

ABO式血液型を発見後もポリオウイルスを発見したり、弟子とともにRh因子を発見したりしています。そしてカール・ラントシュタイナーは1943年、実験室にて心臓発作で亡くなったそうです。

 

ABO式血液型の発見ってそんなにすごいの?

僕たちが普段血液型を気にする場面といえば、そう血液型占い輸血ですよね。違う血液型の血液を入れてしまうとダメだっていうのは、子どもでも知っている話です。

カール・ラントシュタイナーがABO式血液型を発見する前までは、血液型という概念がそもそも存在していませんでした。では輸血はなかったのかというとあったのですが、たまたま血液型が合致して助かる人もいれば、そうではなかった人もいたそうです。

その後に発見したRh因子も輸血に重要なファクター。カール・ラントシュタイナーは医療に多大なる貢献をしたと言えるでしょう。

 

迫害の歴史

カール・ラントシュタイナーはユダヤ系ですが、迫害の歴史を切り離すことはできません。カール・ラントシュタイナーが生きた時代はカトリック教徒のみが教授職につけたそうです。そのため彼はウィーン大学医学部を卒業する前にカトリックに改宗しています。またその後ウィーン大学の教授職につくも出自で差別され、ウィルヘルム病院と掛け持ちしていたんだとか。

1922年にはアメリカに移住したカール・ラントシュタイナーは、1929年にアメリカ国籍を取得しています。しかしそのアメリカでも労働者の不満を資本家からそらすため反ユダヤ主義が横行したそうです。

その後1938年にはナチスドイツがオーストリアを併合し、そこで起こったことは皆さんが知っている通りですね。特に医療分野にはユダヤ系の方が多かったといいます。

 

血液型占いや性格診断

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さて少し暗い話になったので血液型占い、血液型性格診断の話でもしましょうか。「何の根拠もない!」と言われ続けているのにいまだ根強い人気がある血液型占いや性格診断。数年前に血液型別の特徴が記された書籍がバカ売れしたことを思い出します。

その頃僕の家にもその本があったので、それを学校で読んでると話しかけられたことのない女子から声をかけられたものです。「その本貸して!」とね。そんなやりとりも今となっては大事な思い出(?)です。

 

起源

この血液型による占いや性格診断は、そもそも何に起源を持つのでしょうか?

Wikipediaに項目があるのですが……長い!

簡単にまとめると、

 

西洋では類型学ってのがあったよね。その中に血液型と性格や人種を結びつけるものもあったよね。皮肉なことにナチスドイツが血液型性格診断をつかって人種差別を正当化していたこともあるんだってさ。

日本では古川竹二って人が「血液型と気質」って研究を発表したよね。これを古川学説って言うんだけど、結果的に否定されたよね。

WW2後、能見正比古って人が古川学説に影響されて血液型性格診断の一般書を書いたよね。これが広まったよね。

その後テレビとかで流行って問題になったりして今に至るよ!

 

ってことです。長いか。まあ人間ってなんでも結びつけたがる生き物ですから、血液型と性格が結びつけられたのは自然な流れだったのかもしれませんね。

 

バーナム効果や確証バイアス

心理学的にはまずバーナム効果で説明されます。これは誰でもあてはまるようなことを言われたとき「あ〜たしかに自分はそうかも〜」ってなるやつです。

そしてもう一つが確証バイアス。自分がマイペースだと思っていたら「マイペースである」という証拠ばかり見つけて「やっぱりそうなんだ」と納得しようとするアレですね。

そんな心理があるためか血液型占い・性格診断は受け入れられてきたと考えられます。

 

しかしA型は几帳面みたいな決め付けをすれば、当然そこに問題が生じます。特にB型はあまり良いことを書かれてなかった印象がありますが、それがハラスメントにつながり、色々規制なんかも起こったみたいで、今ではあまり見られないそうです。

関西人にはおなじみの「ちちんぷいぷい」における血液型ぷいぷい占いも去年廃止されているそうです。知らなかった……!

 

そんなわけで

なんだか長くなってしまいました。

とりあえず……

カール・ラントシュタイナーはABO式血液型を発見したすごい人なんだ!

 

 

では!