あの文具メーカーがパソコンを出すってよ
どうも、ジョンです。
Twitterでタイムラインを眺めてたら、
キングジムが「パソコンを出します!」って発表してた。
キングジムといえば文具メーカーで、
特にデジタルと融合した文具に強いイメージ。
代表的な製品にはポメラがある。
ポメラは文書作成に特化したツールで、
Kindle Paperwhiteのような単機能ツールだ。
単機能ツールのメリットは一つの作業に集中できることで、
マルチタスクになりがちなPCやスマホと一線を画している。
ただ今回キングジムが出すのはパソコン。
それがどんなものか、とりあえず紹介動画をどうぞ。
目新しい点は唯一、スライドアークキーボードしかない。
他は結構前から市場のあるウルトラモバイルPCと大差ないんじゃないかな。
概ね下記のガイドラインに準ずればUMPCと呼ばれる。
・超低消費電力のx86アーキテクチャのCPU・チップセットを搭載。(Intel Atom、Intel A100シリーズ、VIA C7、AMD Geodeなど)
(インテルのガイドラインでは超低電圧版Pentium MもしくはCeleron Mプロセッサ搭載)
・9型以下のタッチパネル機能を搭載した液晶ディスプレイ。
(インテルのガイドラインでは4 - 7型のタッチスクリーン、最低解像度800×480ドット)
・重量が2ポンド以下。
(インテルのガイドラインによる。これはおよそ907gに相当する。)
・3 - 5時間程度のバッテリー持続時間。
・無線LAN、Bluetoothの搭載。
30 - 60GB程度のハードディスク容量。(マイクロソフトのガイドライン)
・x86アーキテクチャー用OSが動作する。
(インテルのガイドラインではWindows XP、Linux OSで動作する)
ちなみにUMPCの登場は2006年らしく、それを鑑みるとどうも時代遅れ感がする。
今はMacbookみたいに12インチで1kgをきるPCがあるのに、A5サイズで800g超えは重すぎる。
価格も9万円前後と発表されているが、記事執筆段階では10万程度で予約が始まっているようだ。……高い。
今までUMPCを使ってたけどキーボードの不満を持っていた人が買う……のか?
ビジネスマンにとっては便利なんだろうか……
ビジネスマンになっていないので見当もつかない。
Twitterでの反応
ポメラが欲しかったのって単機能で集中できそうだったからだし、ポータブック高そうだし、結果的にはDM100買ったのタイミング悪かったって話にならなくてよかった
— おりこ (@hata_oriko) 2015, 12月 8
ポータブック、ポメラ持ちとしては欲しいところだけど……9万円か……
— ScrblBug (@scrblbug) 2015, 12月 8
キングジムの新製品「ポータブック」すごい! ポメラにWindowsが搭載されたような、執筆にも最適な端末。わかってらっしゃるな〜。
— 圓通さん (@entsusan) 2015, 12月 8
ポータブック、HDMIだけじゃなくてVGAもついてるあたりからもビジネスユーザーを強く意識してるんだろうけど、そういう人がコレに9万出すならもっと積んでレッツノート買った方が幸せになれそう
— けんけん (@kenken610) 2015, 12月 8
おわり