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Unread

Unread(未読)を既読に!オタク文化や青空文庫について書いています。

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あなたにも関係のある無料の世界(クリス・アンダーソン著「FREE」)

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どうも、ジョンです!

アメリカの雑誌「WIRED」の編集長であるクリス・アンダーソンの著した

「フリー <無料>からお金を生みだす新戦略」読みました。

 

 

どんな本?

いま僕たちをあらゆる無料が取り巻いています。

YouTubeやTwitterを利用するのは無料ですし、

AppStoreやGoogle Playストアでも無料アプリが溢れています。

そんな新しいものを挙げなくてもテレビやラジオの視聴は無料ですね。

もっといえば試供品も無料の一種といえます。

 

しかしあなたは思うでしょう。

「ただより高いものはない」

まわりまわって自分が負担することになる、と。

 

それはあなたが20世紀型の無料しか知らないからです。

 

この本では従来のフリーに加え、21世紀に登場した新たなフリーについて解説しています。

「なぜ、一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけないのか?」

「なぜ、ビット経済では95パーセントをタダにしてもビジネスが可能なのか?」

その答えはこの本の中にあります。

 

消費者はフリーを利用すべきか?

本の具体的な内容は読んでいただくとして、

フリーを利用するときの心理からフリーを利用すべきか。

それともお金を支払うべきかを考えましょう。

 

「考えましょう」とは言いましたけど、結論はシンプルかつ明快です。

あなたがその商品を大切にしたいならお金を払うべきです。

そうでないなら無料でいいでしょう。

 

本の91ページで紹介されている話です。

 

「ペニー・クローザー」というブログ著者の友人が慈善活動で、貧困層に30ドルするバスの乗車パスを無償譲渡していました。しかしそれを無くす人が非常に多い。そこであえて1ドルの手数料をとることにすると、紛失する人はほとんどいなくなったのです。これはお金を払うことでパスそのものの価値が彼らの中で上昇したからだと言えます。

 

本の中ではフリーの使いどころについて述べている部分ですが、僕たちに置き換えてみるとお金を払う行為で買ったものの価値をあげることができます。

 

これを実際の場面に置き換えてみましょう。

あなたは資格の勉強をしようとしています。

そこでテキストが必要になりました。選択肢は3つです。

  1. Webサイトを使って勉強する
  2. 使用済みのテキストを友人からもらう
  3. 自分でテキストを買う

この中で最も勉強に取り組むことができるのはなんでしょう?

フリーの心理から考えるとですね。

ほかは金銭的に負担がないのでお金の無い場合には強力な味方ですが、そのモチベーションは金銭的な痛みのない場合に比べて劣ります。

もちろんモチベーションはこれだけで決まるものでもありませんが、フリーの心理のみで考えるとテキストは自分で購入したほうがいいでしょう。

 

おわりに

著者も“あなたがどの業界にいようとも、<無料>との競争が待っている。それは可能性の問題ではなく、時間の問題だ”と述べているようにこれから間違いなく成長を続けるフリーの世界。

この本で勉強しておかなければ、置いて行かれるかもしれません。

 

おわり

 

 

P.S.そういえば最近ブロガー界隈で話題の「note」ですが、これもこの本にあるフリーミアム戦略に関係していると思います。考える材料として非常におもしろいですね。