Unread

Unread(未読)を既読に

青空文庫-文学・評論

アメトーークじゃないよ(フランツ・カフカ著「断食芸人」)

◯◯芸人というフレーズを見ると、バラエティ番組「アメトーーク!」が浮かんでくるのは僕だけではないはず。どの作品を読むかなと一覧を眺めているときこの作品を選んだのも、そのアンバランスさが妙に面白い印象を起こさせたからでした。 今回の作品は、フラ…

美人には欠点がない?(梶井基次郎著「桜の樹の下には」)

この間最終回を迎えたアニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。このタイトルを聞いたら梶井基次郎著「桜の樹の下には」を思い出さずにはいられません。 桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があん…

これを読んだらコーヒーが飲みたくなる(寺田寅彦著「コーヒー哲学序説」)

今やコンビニでお手軽に飲めたり、サードウェーブだなんだと流行っているコーヒー。 今回はそんなコーヒーを愛していることが伝わる本を紹介します。 それが寺田寅彦著「コーヒー哲学序説」です。 寺田寅彦 コーヒー哲学序説(青空文庫) Amazon.co.jp: コー…

流されるだけじゃ幸せになれない(夏目漱石著「私の個人主義」)

千円札の肖像画といえばすっかり野口英世が浸透してますよね。ただやはり夏目漱石の印象が強いという方も多いんじゃないでしょうか。 さてそんな夏目漱石著「私の個人主義」を今回読みました。 夏目漱石 私の個人主義(青空文庫) Amazon.co.jp: 私の個人主…

芥川竜之介って普通の人かも(芥川竜之介著「愛読書の印象」)

あの太宰治も心酔していた作家といえば文学賞にも名を残す芥川竜之介です。 今回の本はそんな著名な作家が好んだ本のわかる書籍となっています。 それが芥川竜之介著「愛読書の印象」です。 芥川龍之介 愛読書の印象(青空文庫) Amazon.co.jp: 愛読書の印象…