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Unread

Unread(未読)を既読に。24歳無職が日々気になったことなどを書いています。

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恋愛って難しい(佐佐木茂索著「ある死、次の死」)

どうも、ジョンです! 2017年にパブリックドメインとなり作品が公開された中から、佐佐木茂索の「ある死、次の死」を読みました。当然のようにネタバレするので、読まれる方はお先にどうぞ。 佐佐木茂索 ある死、次の死(XHTML) ある死、次の死(Kindle) …

ニートはいてもいい!(内田魯庵著「文明国には必ず智識ある高等遊民あり」)

どうも、ジョンです! 青空文庫にて内田魯庵著「文明的には必ず智識ある高等遊民あり」を読みました。下手するとブログより短い文章なので、みなさんもご一読ください。 内田魯庵 文明国には必ず智識ある高等遊民あり(XHTML) 文明国には必ず智識ある高等遊…

まあ、そうなるな(江戸川乱歩著「算盤が恋を語る話」)

江戸川乱歩 算盤が恋を語る話(XHTML版) 江戸川乱歩 算盤が恋を語る話(Kindle版) ==== ストーリー 算盤が恋をするのかと思った まあ、そうなるな ストーリー ある企業の会計係であるTさんが、自分の助手であるSさんに恋をする話です。Tさんはひどく内気、…

気味の悪さがたまらない(江戸川乱歩著「人間椅子」)

ネタバレありです。 江戸川乱歩 人間椅子(青空文庫) 人間椅子(Kindleストア)

世界初の推理小説(エドガー・アラン・ポー著「モルグ街の殺人事件」)

エドガー・アラン・ポー 佐々木直次郎訳 モルグ街の殺人事件(青空文庫) モルグ街の殺人事件(kindleストア)

幸せなのは飼い犬?野良犬?(小川未明著「青い石とメダル」)

日本児童文学の父とも称される小川未明の「青い石とメダル」を読みます。 小川未明 青い石とメダル(青空文庫) 青い石とメダル(kindle)

あえて一歩退いてみる(中原中也著「感情喪失時代」)

2月8日現在、Kindleストアに青空文庫の新刊が追加されました。 今日はその中から中原中也著「感情喪失時代」を読んでみます。 中原中也 感情喪失時代(青空文庫) Amazon.co.jp: 感情喪失時代 eBook: 中原 中也: Kindleストア

あなた虎になってません?(中島敦著「山月記」)

はじめてこの作品に教科書で出会ったとき自分の内側を覗かれているような錯覚に飲まれ、衝撃を受けました。以来折にふれて何度も読み返しています。 中島敦著「山月記」です。 中島敦 山月記(青空文庫) Amazon.co.jp: 山月記 電子書籍: 中島 敦: Kindleス…

最近古典読みました?(岩波茂雄著「岩波文庫論」)

青空文庫を読むブログなのに、他の文庫を読めと言わんばかりの作品を紹介するのはどうかと思いましたが、まあそれも一興でしょう。 岩波茂雄著「岩波文庫論」です。 岩波茂雄 岩波文庫論(青空文庫) Amazon.co.jp: 岩波文庫論 eBook: 岩波 茂雄: Kindleス…

武士道から広がる新たな道(新渡戸稲造著「平民道」)

今回の作品は新渡戸稲造著「平民道」です。 新渡戸稲造 平民道(青空文庫) Amazon.co.jp: 平民道 eBook: 新渡戸 稲造: Kindleストア

粋を感覚じゃなく構造として理解する(九鬼周造著「『いき』の構造」)

リクエストをいただいたので読んだのですが、これは自分には到底太刀打ちできない作品だと感じたのは開いてすぐのことでした。それでも恐れながらこの記事を投稿することを、まずは許していただかなければならないのです。 読んだのは九鬼周造著「『いき』の…

パオロはなぜ生きるのか(パウル・トーマス・マン著「幸福への意志」)

最近幸福関連の本を読んでいるので、やたらとそういう単語が目に入ってきます。自分が当たり前に感じているものを考えることってあまりないので、もしかしたら僕自身が自分のことを不幸だと考えている表れかもしれませんね。 今回の作品はパウル・トーマス・…

本当に恋愛結婚できてますか?(宮本百合子著「生きるための恋愛」)

Amazonのレビューでぼろくそに叩かれていると、逆に興味がそそられますよね。そういう作品を拾ってきました。 宮本百合子著「生きるための恋愛」です。 宮本百合子 生きるための恋愛(青空文庫) Amazon.co.jp: 生きるための恋愛 eBook: 宮本 百合子: Kindl…

マズ・ヨンデネ(太宰治著「ダス・ゲマイネ」)

「ナナマルサンバツ」というクイズ漫画のなかで、目立たない主人公がクイズで脚光を浴びる場面があります。その時出されたクイズが「『恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった』という一文で始まる太宰治の小説のタイトルは?」。 その答えが太宰…

真のインテリとは何か(中原中也著「作家と孤独」)

作家といえば部屋にこもりきりで孤独な戦いというイメージです。そんな作品かと思わせるようなタイトルですが、そんな話ではありません。 今回の作品は中原中也著「作家と孤独」です。 中原中也 作家と孤独(青空文庫) Amazon.co.jp: 作家と孤独 eBook: 中…

自分のことのように懐かしい(伊藤左千夫著「落穂」)

ほんの数日前まで帰省していた人も多いと思うので、それに関係した作品を。 伊藤左千夫著「落穂」です。 伊藤左千夫 落穂(青空文庫) Amazon.co.jp: 落穂 電子書籍: 伊藤 左千夫: Kindleストア

SF的能力のある祝詞(折口信夫著「神道に現れた民族論理」)

正月には初詣に行った人も少なくないでしょう。僕はそういう習慣がない……というか人混みが苦手なので行かなかったのですが、父親が厄除けのお守りを買ってきてくれたので、大丈夫なんだと思い込んでます。 神社は神道という宗教であると言われていますが、そ…

プラツトフオオム!(岸田國士著「走るノート」)

青空文庫にノートの取り方みたいな実用的なものはないかと検索をかけました。そんなものは無かった上、ノートともあまり関係のない作品ばかりが出てきて、うまくいかないものですね。 紹介するのは岸田國士著「走るノート」です。 岸田國士 走るノート(青空…

本は何を読めばいい?(西田幾多郎著「読書」)

最近は改めて本の偉大さと面白みを感じる日々です。以前にも読書に関係した作品を紹介しましたが、今回もまた違った人から読書を見てみたいと思います。 その名もずばり、西田幾多郎著「読書」です。 西田幾多郎 読書(青空文庫) Amazon.co.jp: 読書 eBook…

軽くない深夜のメンヘラツイート(北条民雄著「井の中の正月の感想」)

新年3日目は家でゴロゴロできました。非常にゆっくり休めたはずなのに、体調としてはむしろ多少の忙しさや人との交流を持った方が、かえって良くなるように思います。 さて三が日企画の最後は北条民雄著「井の中の正月の感想」です。 北條民雄 井の中の正月…

官能的正月と異国の正月(寺田寅彦著「二つの正月」)

正月も2日目です。三が日の正月関連作品企画、2段目として「2」という数字にもかけたこの作品を紹介します。 寺田寅彦著「二つの正月」です。 寺田寅彦 二つの正月(青空文庫) Amazon.co.jp: 二つの正月 電子書籍: 寺田 寅彦: Kindleストア

明暗の正月と戦争(岡本綺堂著「正月の思い出」)

あけましておめでとうございます。本年も相変わりませずよろしくお願いいたします。 新年を迎えたので三が日に紹介するのは正月に関する作品です。 最初の作品は岡本綺堂著「正月の思い出」。 岡本綺堂 正月の思い出(青空文庫) Amazon.co.jp: 正月の思い出…

楽しむことが第一(木暮理太郎著「登山談義」)

引きこもり気質な自分でもたまの気分転換に散歩をします。長い間同じ場所に住んでいると散歩のルートもマンネリ化。今日は新しい道を開拓しようとGoogleMapsでつながってそうな道を歩いてきました。実際行ってみると結構な傾斜で、運動不足な身にはもはや登…

喫茶店が本を売れなくする?(平田禿木著「趣味としての読書」)

「趣味は読書です」というフレーズはもはや無趣味な人という印象があります。実際どのくらい読めば趣味と公言していいものか迷いどころです。 平田禿木著「趣味としての読書」は文化が多様化し読書をしなくなった若者に向けて、(特に趣味として)読書の重要…

アメトーークじゃないよ(フランツ・カフカ著「断食芸人」)

◯◯芸人というフレーズを見ると、バラエティ番組「アメトーーク!」が浮かんでくるのは僕だけではないはず。どの作品を読むかなと一覧を眺めているときこの作品を選んだのも、そのアンバランスさが妙に面白い印象を起こさせたからでした。 今回の作品は、フラ…

不良少年だったガンジーが説く(マハトマ・ガンジー著「非暴力」)

学生時代の不良が大人になったら好人物になっていて、昔はやんちゃしてたと恥ずかしげに語る。そんな場面はもはや枚挙にいとまがありません。実は意外とそんなパターンの人物だったんだという著者が書いた作品を紹介しましょう。 マハトマ・ガンジー著「非暴…

言語は何と同じだと思いますか?(知里真志保著「アイヌ語のおもしろさ」)

今日にあっては英語を始めとした外国語を学ぶことも多い。言語を学ぶことは考え方を学ぶことと同じですから、そこが言語習得の難しさであり面白さでもあると言えます。いまだに僕は面白いという境地には至っていないのですが。 日本に存在する民族の一つにア…

美人には欠点がない?(梶井基次郎著「桜の樹の下には」)

この間最終回を迎えたアニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。このタイトルを聞いたら梶井基次郎著「桜の樹の下には」を思い出さずにはいられません。 桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があん…

社会人になる大学4年生に読んで欲しい(相馬愛蔵、黒光著「一商人として-所信と体験-」)

いまではパン屋なんて珍しくもありません。とはいえもちろん黎明期もあったわけですが、その時代を支えた新宿中村屋をご存知でしょうか。 新宿中村屋の創業者である相馬愛蔵、黒光氏が書くノンフィクション、 それが相馬愛蔵、黒光著「一商人として-所信と体…

地球はまるいけど、まるくない。まるくないけど、まるい(中谷宇吉郎著「地球の円い話」)

ゆとり教育の導入で話題になった円周率。結局のところ3.14が3になったというのはデマだったわけですが、そもそもなぜ3.14まで必要なのかを考えるきっかけになりました。 今回はそんなことにも繋がる作品。中谷宇吉郎著「地球の円い話」です。 中谷宇吉郎 地…

これを読んだらコーヒーが飲みたくなる(寺田寅彦著「コーヒー哲学序説」)

今やコンビニでお手軽に飲めたり、サードウェーブだなんだと流行っているコーヒー。 今回はそんなコーヒーを愛していることが伝わる本を紹介します。 それが寺田寅彦著「コーヒー哲学序説」です。 寺田寅彦 コーヒー哲学序説(青空文庫) Amazon.co.jp: コー…

流されるだけじゃ幸せになれない(夏目漱石著「私の個人主義」)

千円札の肖像画といえばすっかり野口英世が浸透してますよね。ただやはり夏目漱石の印象が強いという方も多いんじゃないでしょうか。 さてそんな夏目漱石著「私の個人主義」を今回読みました。 夏目漱石 私の個人主義(青空文庫) Amazon.co.jp: 私の個人主…

芥川竜之介って普通の人かも(芥川竜之介著「愛読書の印象」)

あの太宰治も心酔していた作家といえば文学賞にも名を残す芥川竜之介です。 今回の本はそんな著名な作家が好んだ本のわかる書籍となっています。 それが芥川竜之介著「愛読書の印象」です。 芥川龍之介 愛読書の印象(青空文庫) Amazon.co.jp: 愛読書の印象…

無職なのに労働について考えさせられてみた(宮本百合子著「いのちの使われかた」)

初めての青空文庫書評ということで、自分も読みやすくみなさんもすぐに読める短い書籍を選びました。 それが宮本百合子著「いのちの使われかた」です。 宮本百合子 いのちの使われかた(青空文庫) Amazon.co.jp: いのちの使われかた eBook: 宮本 百合子: K…