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【テオドール・キッテルセン】この妖怪みたいなロゴはなに?【Doodle】

どうも、ジョンです!

本日2017年4月27日はテオドール・キッテルセン生誕160周年ですね!これを記念してGoogleのロゴがテオドール・キッテルセン仕様に変更されました。

 

ロゴはこちら↓

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え、沼……?

 

  • テオドール・キッテルセンってだれ?
  • テオドール・キッテルセンのロゴは何を表している?
  • カフェレストラン・ヌッケン?
  • テオドール・キッテルセンはノルウェーで人気の画家だった!

 

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亡妻との思い出がしみる(寺田寅彦著「どんぐり」)

どんぐり

どうも、ジョンです!

寺田寅彦を読むにも青空文庫は雑然としすぎているので、選ぶ基準が面白そうな題名しかないのが少し気になって、他の寺田寅彦随筆集に収録されているものを目次だけ確認して探せばいいのではと思い至りました。そういうわけで、まず読むのは参考にした随筆集のトップである「どんぐり」です。

 

  • 「どんぐり」概要
  • 愛を感じる

 

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趣味「物件探し」が楽しすぎる件

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どうも、ジョンです!

学生のころに京都で一人暮らしをしていて、いまは実家。実家はお風呂も広いし、設備もしっかりしているのですが、一人暮らしの不便なりに楽しい空間を思い出して、戻りたいと思わずにはいられません。

そんなときに眺めるのが物件情報!実は物件情報を眺めるのが趣味という人もいるくらい、楽しいんですよ!

 

  • リアルに引っ越すことを想定してみる
  • 変化をつける
    • グレードをあげる
    • 田舎に住んでみる
    • シェアを想定する
  • 小賢しい物件も見つけられる
  • キミだけの物件を見つけてくれ!

 

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堅揚げポテトが休売でも安心!「セブンプレミアム 堅揚げポテトチップス ブラックペッパー味」

どうも、ジョンです!

 

北海道のじゃがいも不足で、2017年4月10日、カルビーは一部商品の休売及び終売を発表しました*1。このなかに僕の大好きな「堅揚げポテト ブラックペッパー味」が含まれているのです……!つらい。

カルビーの発表では、コンビニに卸しているコンビニ限定サイズ(通常65gのところ80g)の堅揚げポテトブラックペッパー味(そもそもあるのかは謎)は対象外だと解釈できますが、Twitterの反応を見た限り、コンビニからも消えているようです。

 

しかし!やはり王者セブンイレブンは違った……!

カルビーの堅揚げポテトはなかったものの、セブンプレミアム(セブンアンドアイホールディングスのプライベートブランド)のお菓子に堅揚げポテトが存在するのです。

 

  • セブンイレブンの堅揚げポテト!?
  • 製造はカルビー
  • 実食!and感想

 

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多読は毒?読むべき本は大根?(寺田寅彦著「読書の今昔」)

読書の今昔

どうも、ジョンです!

寺田寅彦の随筆が多すぎて、終わりが見えません。もちろん良いことです。

さて今回の随筆は「読書の今昔」。やはり多少なりとも本を読む人間として、読書が題された文章は気になりますね。

 

  • 「読書の今昔」概要
  • 書籍=商品?
  • 多読は毒?
  • 何を読むべきか?
  • 感想

 

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偉大なる"寺田寅彦の目"(和辻哲郎著「寺田寅彦」)

寺田寅彦

どうも、ジョンです!

寺田寅彦猛プッシュ中の青空文庫カテゴリですが、少し趣向を変えて、寺田寅彦の著作ではなく寺田寅彦について書かれている著作を読んでみました。

和辻哲郎の「寺田寅彦」です。

 

  • 和辻哲郎とは?
  • 寺田寅彦の視点

 

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笑ってはいけない寺田寅彦(寺田寅彦著「笑い」)

笑い

どうも、ジョンです!

思考停止のチョイスで、思考しまくる寺田寅彦の文章を読むことにしているこの頃。今回は「笑い」を読みました。

 

  • 「笑い」概要
  • 寺田寅彦の笑ってはいけないシリーズ
  • 笑いとは?
  • 笑おう

 

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シュレディンガーの花粉症は無意味だった

どうも、ジョンです!

花粉量の多い少ないに一喜一憂している花粉症のみなさん、こんばんは!たいへんですね!お前は花粉症じゃないのかって?ふふふ、僕はシュレディンガーの花粉症なのです。

 

ddss-msv.hateblo.jp

 

この1年前のエントリーで、まだちゃんと診断されてないし花粉症であるとは断定できない的な意味で、自分のことをシュレディンガーの花粉症であるとしています。

 

  • 症状の前には無意味
  • 花粉症のこと馬鹿にしててごめんなさい
  • 花粉症の先輩方、アドバイスをください

 

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愛が重い(寺田寅彦著「夏目漱石先生の追憶」)

夏目漱石先生の追憶

どうも、ジョンです!

自分のなかで勝手に「寺田寅彦集中期間」が始まっているので、今日も今日とて寺田寅彦です。特に寺田寅彦は夏目漱石との親交が深かったので「夏目漱石先生の追憶」を読みました。

 

  • 「夏目漱石先生の追憶」とは?
  • 寺田寅彦の尊敬
  • 寺田寅彦、押しかけすぎ問題
  • さいごに 

 

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基本が大事(寺田寅彦著「わが中学時代の勉強法」)

わが中学時代の勉強法

どうも、ジョンです!

 

以前読んだ寺田寅彦の随筆がおもしろかったので、青空文庫で読むのはしばらく寺田寅彦に限ってみようかななんて思っています。

ddss-msv.hateblo.jp

 

今回読んだのは、寺田寅彦の「わが中学時代の勉強法」です。

 

  • 寺田寅彦の勉強法
    • 寺田寅彦と読書
    • 寺田寅彦とノート
  • 寺田寅彦の息抜き
  • 基本が大事

 

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マインクラフトで穴を掘って無心になろう

どうも、ジョンです!

低気圧のせいでなかなか調子が出ませんね。そんなときは頭を捻るタスクよりも、脳死で淡々とできる作業が向いています。

そこでおすすめしたい(?)のが、マインクラフトで穴を掘る作業です。

 

  • マインクラフトとは?
  • マインクラフトで穴を掘る

 

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マストドンに登録してみた&感想!

どうも、ジョンです!

現在にわかに盛り上がりを見せているマストドン、ご存知でしょうか。僕も流行りものに乗っかって登録、利用してみたので感想をお届けします。

 

  • マストドンとは?
  • マストドンの利用方法
  • マストドンを使ってみての感想

 

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自己紹介?ネットで済ませました

どうも、ジョンです!

もう新年度になって2週間以上経過しましたが、新入生・新社会人のみなさんはドッタンバッタン大騒ぎの毎日を送られているのではないでしょうか。

今週のお題「自己紹介」ということで、はてなのお題に乗っかりたいと思います。

 

  • 自己紹介ってどこまで言えばいいのか困る
  • ニートは自己紹介がすごく困る
  • ネット経由で会うとめっちゃ楽
  • 一回ネットで会話させてくれ

 

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まるでバルニバービの医者だな(ジョナサン・スウィフト著「ガリバー旅行記」)

ガリバー旅行記

どうも、ジョンです!

アニメ「PSYCHO-PASS」で槙島聖護が「まるでバルニバービの医者だな」という台詞を吐いて以来、いつかちゃんとガリバー旅行記を読みたいなと思っていました。

今日ようやく青空文庫でじっくり腰を据えて読めたので、その感想をお送りします。

 

  • 小人の国……だけではない
  • これはなんの暗喩?
  • 我々は人間の世界で生きなければならない

 

 

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文章はとっちらかるもの(寺田寅彦著「数学と語学」)

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どうも、ジョンです!

さっき読んでいた読書猿さんの寺田寅彦に知識を生み出す仕方を学ぶというエントリーが面白かったので、今日は青空文庫から、物理学者であり随筆家の寺田寅彦の「数学と語学」を読みました。

 

 

寺田寅彦とは?

1878年生まれのすでに述べたように物理学者かつ随筆家(俳人でもあった)でした。

夏目漱石とは1896年に高等学校で教師と生徒という立場で出会っていますが、最古参の弟子と言われる一方で、むしろ弟子というよりは友人であったともされています。

 

数学と語学は似ている?

寺田寅彦はまずとある入学試験における受験者の、数学の点数と語学の点数の相関を調べてみます。すると両者はだいたい相関していて、数学が高ければ語学も高く、逆も然り。これを単に「頭の良いやつはどちらも点数が高く、悪いやつはどっちもダメ」と決めつけず、数学と語学に共通因子があるのではという仮定から入ります。

 

この後「数学も一種の言語である」という話と「言語も数学のように前提を置いたり分析して組み立てたりしている」という話が続きます。

 

そういえば物理をやっている人は「数学は言語だ」とか「数学を使ったほうがわかりやすい」と言いたがる気がします。大学の一般教養で物理に触れたときも同じようなことを言われたような。

僕も高校のころは仮にも理系だったので、言わんとすることは非常にわかるのです。日本語にすると3行くらいかかる文章が、数式だとかなり短い式で終わったりして。

でも言語だというのなら、言語を習得していない人にはほとんど通じないということも念頭に置いておくべきではないでしょうか。ね?

 

文章がとっちらかるのは仕方ないのである

寺田寅彦はこう言っています。

あらゆる言語のうちで、数学の言語のように、一度つかまえた糸口をどこまでもどこまでも離さないで思考の筋道を続けうる言語はない。 

 逆に言えば数学以外の言語は、とっちらかるのです。

 

私が「数学と語学」という題でこの原稿を書き始めた時は、こういうむつかしい問題にかかり合う考えはなかった。(中略)それがやはりうさぎの足跡的に意外な方面を飛び歩いて結局こんなものが書き上がってしまった。 これはやはり人間、というよりむしろ私の言語の不完全のせいだとして読者の寛容を祈る事とする。

「こんなもの」にしてはかなり良いものが仕上がっているのが寺田寅彦クラスという気もしますが、僕レベルになってくると本当に「こんなもの」になってしまいます。それもこれも言語が不完全だからなのです。仕方ない仕方ない。

 

しかし言語が不完全だからこそ、色んな突飛な発想や斬新な事柄が生まれるので、これはこれで歓迎すべきことなのかもしれません。森見登美彦も「クロージングを見据えない」って言ってますしね(たぶん「美女と竹林」)。

 

それでは!

 

数学と語学

数学と語学